レイカーズに慎重判断 好調・八村塁選手を“あえて休ませる”決断!! 右ふくらはぎの張りで数試合欠場へ、指揮官レディック「来週初め復帰が目標」

2025.12.31

【©️Los Angeles Lakers 】

ロサンゼルス・レイカーズが、シーズン中盤戦を見据えた慎重な判断を下した。

八村塁選手(27)が右ふくらはぎの張りのため、

数試合を欠場することが30日(日本時間31日)に明らかになった。

JJ・レディック・ヘッドコーチが試合前会見で明言した。


 

八村選手は28日(同29日)のキングス戦に先発出場し、

豪快なワンハンドダンクや3ポイントシュートを決めるなど12得点を記録。

ルカ・ドンチッチとレブロン・ジェームズの両輪が計58得点を挙げた試合で、

チームは連敗を3で止める快勝を収めていた。

内容・結果ともに充実した一戦だっただけに、

直後の欠場発表は意外性を伴うものとなった。

だが、首脳陣は無理をさせない道を選んだ。

米スポーツ専門局「ESPN」の報道によると、

レディックHCは

「ルイは右ふくらはぎの張りを抱えている。復帰の目標は来週初め」と説明。

さらに、2日(同3日)と4日(同5日)に予定されている

グリズリーズとの2連戦も欠場させる方針を明かした。

シーズンを通じた稼働率とコンディション維持が重視されるNBAにおいて、

主力の軽度の違和感は長期離脱に直結しかねない。

好調時だからこそ、あえてブレーキをかける―

レイカーズの判断は、短期的な勝敗よりも

中長期的な戦いを見据えた“予防的決断”と言えそうだ。

来週初めとされる復帰まで、チームは八村選手を抜きでの

ローテーション調整を強いられるが、

万全な状態で戻ってくることができれば、

後半戦に向けた戦力上積みは大きい。