【RIZIN】明日、大晦日が揺れるのか!? 朝倉未来選手が計量クリア 王座奪取へ「ド派手にKO」宣言、さいたま騒然の“未来コール”

2025.12.30

明日、大晦日のさいたまが揺れるか!?
格闘技イベント「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)の前日公開計量が30日に行われ、RIZINフェザー級タイトルマッチで対戦する王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と挑戦者・朝倉未来選手(JTT)がそろって計量をクリアした。


公開計量に両者が姿を現すと、会場のボルテージは一気に最高潮へ。

悲願のベルト奪取に挑む朝倉未来選手はリミット体重ちょうどの66キロでパスし、引き締まった肉体を堂々と披露した。

王者シェイドゥラエフも65.95キロで難なくクリアした。

記念撮影、フェースオフの場面では、アリーナを埋め尽くしたファンから割れんばかりの“未来コール”が発生。朝倉は「明日、ラストはド派手にKOして2025年を締めくくります」と力強く宣言し、会場の熱狂をさらにあおった。

迎え撃つ王者も余裕の表情で「明日、さいたまスーパーアリーナで会いましょう!」と応戦。大晦日の主役の座を懸けた、静かな火花が散った。

今年のRIZINは“朝倉未来復活”が大きなテーマのひとつだった。復帰戦では元フェザー級王者・鈴木千裕選手を相手に3RドクターストップによるTKO勝利を収め、

約2年ぶりの白星。

さらに7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」ではクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に判定2―1で競り勝ち、4年越しのリベンジを果たした。復帰後は破竹の2連勝と勢いに乗る。

10周年イヤーを締めくくる大晦日のビッグイベントで、朝倉未来選手の前に立ちはだかるのは“最強王者”シェイドゥラエフ。

「本当に史上最強の相手。相手にとって不足はない。1Rから全力で倒しにいく」と覚悟を口にした。

一方のシェイドゥラエフは24年4月に10戦無敗でRIZINと契約後、武田光司、フアン・アーチュレッタ、久保優太を破り、タイトル挑戦に到達。

クレベル・コイケから1Rわずか62秒でKO勝利し王座を戴冠した。

今年9月にはビクター・コレスニック(ロシア)を1R33秒TKOで下し、

初防衛にも成功している。

明日、大晦日―さいたまスーパーアリーナが再び揺れる瞬間は訪れるのか。

主役の座を懸けた大一番が、いよいよゴングを迎える。