【©️Denver Nuggets】

NBA2025－26レギュラーシーズンは、ニコラ・ヨキッチ（デンバー・ナゲッツ）の存在抜きには語れない異例の得点ラッシュが続いている。今季すでに2度の50得点超えを記録したヨキッチは、リーグ全体に広がる高得点ゲームの象徴的存在となっている。

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12月26日（現地時間25日）、ヨキッチは

ミネソタ・ティンバーウルブズ戦で今季リーグ最多となる56得点をマーク。

さらに11月13日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でも55得点を叩き出しており、シーズン前半にして2度の50得点超えは圧巻の一言だ。

ヨキッチの活躍は、リーグ全体の歴史的ペースとも直結している。

12月29日にはクリッパーズのカワイ・レナードが55得点を挙げ、今季は1月を迎える前の段階で50得点以上を記録した選手が9人に到達。前身のBAA時代を含むNBA通算80シーズンの中でも、史上最多ペースだと米『ESPN』が報じている。

その中心にいるのがヨキッチだ。50得点以上を記録した9選手のうち、ナゲッツからはヨキッチ、ジャマール・マレー、アーロン・ゴードンの3人が名を連ねており、チーム全体の攻撃力の高さを体現している。

とりわけヨキッチは、得点力に加え、ゲームメーク能力やリバウンドでもリーグ屈指の存在感を放ち、単なるスコアラーにとどまらない支配力を見せている。

55得点以上を記録した選手は今季4人いるが、複数回この領域に到達しているのはヨキッチのみ。得点爆発が頻発する今季においても、その存在感は一線を画していると言える。

リーグ全体でオフェンスが加速する中、ヨキッチがこのままどこまで記録を伸ばしていくのか。