【ウインターカップ2025 女子準決勝】 桜花学園が激闘制し決勝進出!! 八雲学園の猛追も及ばず
2月27日、東京体育館で行われた「SoftBank ウインターカップ2025」
女子準決勝で、桜花学園高校(愛知①)が八雲学園高校(東京①)
を77-71で下し、決勝進出を決めた。
両校による全国屈指の高さと技術がぶつかり合う好ゲームとなった。
桜花学園はバランスの取れた攻撃で試合序盤から優位に立った。
11番・勝部璃子が20得点(フィールドゴール6/16、フリースロー5/6)とエースらしい活躍。
14番・水林夢翔が17本のフィールドゴール試投から16得点でチームに安定感をもたらした。
9番・竹内みやも14得点と続き、インサイド外ともに得点パターンを作り出した。
7番・山田桜来が10得点、10番・小玉愛莉が9得点と続くなど、複数の選手が攻撃に絡んだ。
桜花学園は判断力と速攻の切り替えで得点を積み重ね、序盤からリズムをつかんだ。
八雲学園─主役級の個が躍動
八雲学園は個人能力 9番・テウ アダマが
異次元のパフォーマンスで50得点(23/41フィールドゴール)を記録。
長い出場時間40分を通じて得点、リバウンド、ブロックなど攻守で存在感を放った。
4番・松崎菜緒が8得点でチームの勝負どころを支え、
5番・川名漣がアシスト4本を含む4得点、
11番・吉村彩里が5得点と続いた。
10番・川名美羽も2得点をマーク。
アダマのパワフルなアタックで第3クォーター以降は逆転の場面もあり、
八雲の今大会での粘り強さと勢いを象徴した。
▪️細部の攻防と終盤の攻防
この試合では、シュート選択やリバウンド確保、
ヘルプディフェンスのタイミングといった細部の攻防が勝敗を分けた。
桜花学園は攻守の切り替えで得点を重ねる一方、
八雲学園は強力な個で粘り強く食らいついた。
最終クォーターには八雲が一時逆転する場面もあり、会場は緊張感に包まれた。
しかし、桜花学園は冷静に対応し、オフェンスリバウンドを確保。
要所でフリースローを決めて再び主導権を握り、試合を制した。
桜花学園 77-71 八雲学園
(1Q 25-14|2Q 19-16|3Q 17-22|4Q 16-19)

