皆藤愛子さん、16年ぶりの写真集で見せた「肩の力を抜いた時間」

2025.12.25

【©️小学館】

オーストラリアの大地が引き出した、自然体という名の魅力

フリーアナウンサー・皆藤愛子が、実に16年ぶりとなる写真集を世に送り出す。
タイトルは『grazing』。発売日は2026年2月19日、小学館からの刊行となる。


 

『めざましテレビ』のお天気キャスターとして鮮烈なデビューを果たして以来、

長年にわたり第一線で活躍を続けてきた皆藤さん。

現在も『ゴゴスマ ~GOGO!Smile!~』や『BSイレブン競馬中継』などで安定した存在感を放つ彼女だが、本作で切り取られているのは、テレビ画面ではなかなか見られない「オフの時間」だ。

 

撮影地は、春の訪れに包まれたオーストラリア・ケアンズ。
牧場で馬にまたがり、動物園ではコアラやカンガルー、ワラビーと無邪気に触れ合う。ビーチではワンピース姿のまま海へと駆け出し、思わず水しぶきを上げる――そんな一瞬一瞬が、作り込まれすぎない距離感で収められている。

撮影の合間には、ハンバーガーにかぶりつき、スイーツを頬張る姿も登場。

広大な邸宅では、プールサイドやベッドルーム、バスルームといったプライベート空間で、ふっと緊張のほどけた表情をのぞかせる。フォーマルからカジュアルまで、全14パターンの衣装も、本作の表情の幅を豊かにしている。

写真集のタイトル「grazing」は、“放牧”を意味する言葉。
競馬中継にも長く携わってきた皆藤らしく、そこには「休養」「リフレッシュ」というニュアンスが込められている。忙しない日常から一歩離れ、大地に身を委ねるような時間。その感覚がページをめくるごとに伝わってくる。

本人も「少し恥ずかしくなるくらいの素の表情も収めてもらった」と語るように、本作には“見せるための表情”よりも、“こぼれ落ちた瞬間”が多い。だからこそ、見る側は肩の力を抜いて向き合える一冊になっている。