レブロン・ジェームズ、復帰戦で29得点の圧巻支配!最終Qで試合を決める レイカーズは敵地3連戦を完璧な白星締め
【Los Angeles Lakers】
レイカーズの“キング”が復帰と同時に試合を支配した。
7日(日本時間8日)の76ers戦で、レブロン・ジェームズが故障明けにもかかわらず29得点の圧巻パフォーマンスを披露。特に最終クォーターはベテランとは思えない爆発力を見せ、敵地での接戦を力強く勝ち切った。
■ 最終Qだけで12得点“勝負どころの勘はKINGの証明
前半こそ相手に流れを握られたが、試合を動かしたのはやはりレブロンだった。
最終Qに入るとギアを一段引き上げ、自ら得点を重ねつつチームのリズムも掌握。
最後の10分間だけで12得点を記録し、若手中心の76ersを一気に押し切った。
40歳とは思えないアタックの鋭さ、的確な判断、そして勝負所での圧倒的存在感。
“レブロンが本気を出せば試合は決まる”という事実を改めて示した内容となった。
■ ドンチッチもトリプルダブル達成 だが主役はひとり
この日、ドンチッチは31得点15リバウンド11アシストで今季2度目のトリプルダブルを達成。数字だけ見れば主役級だが、試合の空気を変えたのは、やはりレブロンだった。
復帰戦にもかかわらず攻守両面のリーダーシップを発揮し、終盤のゲームメイクも見事。
レイカーズが敵地3連戦を3連勝で締めくくれたのは、エースの復帰がもたらした安心感と支配力が大きい。
■ 八村塁選手も17得点でサポート レブロンとのアリウープが象徴的
八村塁選手は36分超の出場で17得点6リバウンド。第3Qにはレブロンからのアリウープパスを豪快に叩き込み、完全に勢いを取り戻すきっかけとなった。
3Pも3本沈め、要所でレブロンを支えた形だ。
だが、この試合に限れば、チーム全体が“レブロン中心のリズム”を軸に動いていたといえる。
■ 「今朝から調子が良かった」レブロン、自身の手応えを語る
試合後、レブロンは復帰戦にも動じない自信を口にした。
「とにかく調子がとても良かった。試合前のシューティングから良い感触があった。積極的に攻めれば相手は止めにくる。そうして試合を引き離すことができた」
レブロンが語ったそのままに、この日のレイカーズは“レブロンが攻めれば勝てる”ことを再確認した一戦となった。


