ジェイレン・ジョンソンが圧巻の2夜連続トリプルダブル NBA史上2位の偉業で新スターの存在感を誇示

2025.12.8

【©️Atlanta Hawks】

アトランタ・ホークスが未来を託す若き万能戦士

ジェイレン・ジョンソンが、再びリーグを沸かせた。

12月6日のデンバー・ナゲッツ戦、続く7日のワシントン・ウィザーズ戦で

2夜連続のトリプルダブルを達成。これはフランチャイズ史上、

2004年のボブ・スーラ以来“2人目”となる快挙だ。

エース司令塔トレイ・ヤングが10月末からヒザの負傷で離脱するなか、23歳のジョンソンは攻守の中心としてチームを牽引。12月8日時点でホークスは14勝11敗と勝ち越し、彼の存在がチームの支柱となっている。


 

■ 圧巻スタッツでリーグを席巻

203センチ・99キロの大型フォワードは、ナゲッツ戦で21得点・18リバウンド・16アシスト・2スティールと怪物級の数字を記録。さらに翌日のウィザーズ戦ではゲームハイの30得点・12リバウンド・12アシストに2スティールを上積みし、まさに“チームを勝たせる”オールラウンドプレーヤーとして存在感を誇示した。

特筆すべきはナゲッツ戦。わずか前半だけでトリプルダブルに到達したのだ。

前半での達成はこれまで
・ニコラ・ヨキッチ(2回)
・ラッセル・ウェストブルック(2回)
・ドマンタス・サボニス
・ルカ・ドンチッチ
という錚々たる4選手のみ。

さらにジョンソンの達成タイム16分44秒は、ヨキッチが2018年に樹立した14分33秒に次ぐ、NBA史上2番目のスピード記録。

歴史に名を刻む大記録となった。

 

■ スタッツがすでに“オールスター級”

ジョンソンは今季ここまで22試合で

23.4得点

10.5リバウンド

7.9アシスト

1.6スティール

FG成功率 53.4%

3P成功率 40.4%(平均1.6本)

FT成功率 80.5%

と、攻守に隙のないキャリア最高のシーズンを送っている。
トリプルダブル4回はリーグ3位、ダブルダブル14回は同4位タイ。名実ともにホークスのエースとして、そしてNBAの新時代を担う存在として飛躍している。