ジェイレン・ジョンソンが圧巻の2夜連続トリプルダブル NBA史上2位の偉業で新スターの存在感を誇示
【©️Atlanta Hawks】
アトランタ・ホークスが未来を託す若き万能戦士
ジェイレン・ジョンソンが、再びリーグを沸かせた。
12月6日のデンバー・ナゲッツ戦、続く7日のワシントン・ウィザーズ戦で
2夜連続のトリプルダブルを達成。これはフランチャイズ史上、
2004年のボブ・スーラ以来“2人目”となる快挙だ。
エース司令塔トレイ・ヤングが10月末からヒザの負傷で離脱するなか、23歳のジョンソンは攻守の中心としてチームを牽引。12月8日時点でホークスは14勝11敗と勝ち越し、彼の存在がチームの支柱となっている。
■ 圧巻スタッツでリーグを席巻
203センチ・99キロの大型フォワードは、ナゲッツ戦で21得点・18リバウンド・16アシスト・2スティールと怪物級の数字を記録。さらに翌日のウィザーズ戦ではゲームハイの30得点・12リバウンド・12アシストに2スティールを上積みし、まさに“チームを勝たせる”オールラウンドプレーヤーとして存在感を誇示した。
特筆すべきはナゲッツ戦。わずか前半だけでトリプルダブルに到達したのだ。
前半での達成はこれまで
・ニコラ・ヨキッチ(2回)
・ラッセル・ウェストブルック(2回)
・ドマンタス・サボニス
・ルカ・ドンチッチ
という錚々たる4選手のみ。
さらにジョンソンの達成タイム16分44秒は、ヨキッチが2018年に樹立した14分33秒に次ぐ、NBA史上2番目のスピード記録。
歴史に名を刻む大記録となった。
■ スタッツがすでに“オールスター級”
ジョンソンは今季ここまで22試合で
23.4得点
10.5リバウンド
7.9アシスト
1.6スティール
FG成功率 53.4%
3P成功率 40.4%(平均1.6本)
FT成功率 80.5%
と、攻守に隙のないキャリア最高のシーズンを送っている。
トリプルダブル4回はリーグ3位、ダブルダブル14回は同4位タイ。名実ともにホークスのエースとして、そしてNBAの新時代を担う存在として飛躍している。

