八村塁選手「こういう試合もある」無得点が浮き彫りにしたチームへの影響、連勝7でストップ

2025.12.2

【©️GOLDEN HOOPS】

現地時間12月1日(日本時間2日)、レイカーズの八村塁選手が本拠地でのサンズ戦で今季初となる無得点に終わり、チームも108‑125で完敗。

チームの連勝は7でストップした。

この試合で八村選手は22分59秒の出場ながらリバウンド1つのみでスコアなし。前回出場した試合では14得点を挙げてチーム勝利に貢献していただけに、その差は数字にも明らかだ。


▪️得点と勝敗の関係 — 過去成績から見える傾向

八村のキャリア通算平均得点は約14.8 点/試合。
一方、キャリア中、八村が15点以上を記録した試合ではレイカーズは通算で 39勝17敗。
これは「八村選手が一定ライン以上の得点を挙げた試合で勝ち越している」という客観データとなる。

このデータから、八村選手がスコアに貢献することが、

チームの勝利に直結するケースが多いことが見て取れる。

▪️無得点試合の衝撃

今回のような無得点試合は極めてまれで、そのインパクトは大きい。

攻撃の起点の一つを失ったことで、チーム全体のオフェンスに勢いがつかず完敗につながった。

八村塁選手自身も試合後、「こういう試合もある」とコメントしたが、この日に限っては「勝利」という結果へつなげるには力不足だった。

今回の敗戦で露呈したのは、「八村の得点頼み」では破綻したときの脆さだ。

対戦相手が守備戦術として八村選手を徹底マークする可能性は今後も高く、そのたびにレイカーズはドンちっちとリーブスのみの攻撃オプションが単調になり、2人のスコアラーはそれなりの数字を伸ばしても、勝利の一手にはあと一歩届かないという状況に陥ることは考えられる想像だ。

今後も、チームスポーツである以上、複数得点源によるバランスを求められることになるのは間違いないだろう。