コービーに続きシャックとペニー…“スニーカーFA”カリーの粋な計らいが話題
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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、コート外でも注目を集めている。約12年間にわたりパートナーシップを結んでいたアンダーアーマーとの契約を終えたカリーは、11月15日のサンアントニオ・スパーズ戦で早速ナイキのシューズを着用。選手としての実力だけでなく、ファッションと心遣いでもファンを魅了した。
ウォーミングアップ中にカリーが選んだのは、
コービー・ブライアントのシグニチャーモデル
『コービー6 プロトロ』、通称“マンバチータ”。
コービーの娘ジアナ・ブライアントさんに捧げられたこのモデルを履き、「敬意を示したかった」と語ったカリー。試合本番では自身のシグネチャーシューズ『カリー12』を使用したが、ウォームアップでの選択が示すのは、ただのファッション以上の意味だ。
現役時代のコービーも、ナイキに移籍するまでの期間“スニーカーフリーエージェント”としてさまざまなモデルを履き、ファンを楽しませていた。
ジョーダンやコンバース、リーボックなど、ブランドの枠を超えた選択は話題を呼んだ。
カリーも同様に“スニーカーフリーエージェント”となり、試合ごとに意味のあるシューズを選ぶスタイルを見せている。11月19日のオーランド・マジック戦では、会場入り時にリーボック『シャックノーシス』をコーディネートし、ウォーミングアップ中にはナイキ『エア・ペニー2』のカスタムモデルを着用。90年代後半にマジックで活躍したシャキール・オニールとアンファニー・ハーダウェイへの敬意が込められたチョイスだった。
単なる靴の選択が、対戦相手やファンへの敬意を示す“粋な計らい”に変わる。
カリーの細やかな気配りは、数字や勝敗には表れないが、
スポーツの魅力をより深く感じさせるワンシーンとなっている。



