兄弟で頂点へ GIBBON 男子オープン 圧巻のワン・ツーフィニッシュ
2025.11.18

2025年11月16日、東京・世田谷区・二子玉川ライズにて開かれた第15回 GIBBON 日本オープン スラックライン・チャンピオンシップ。
この最高峰のスラックライン大会で、栃木県出身の兄弟が偉業を成し遂げた。
【上記画像をタップする中村陸人選手のトリックライン動画が閲覧できます】

男子オープン部門において、17歳の兄・ 中村陸人選手が優勝、
そしてその弟・ 中村陸人選手(14)が準優勝という
兄弟ワン・ツーで競技史に名を刻んだ。

【兄:中村陸人選手】
陸人選手は決勝戦で、弟・拓志選手との熾烈な兄弟対決を制し、
得意の難易度の高い縦回転のコンビネーション技をコンビネーションで決め切って勝利を掴んだ。
拓志選手も流石の安定感で大技を次々に披露し、最後まで会場を沸かせた。
この結果により、兄弟揃って国内最高峰の舞台で“優勝・準優勝”を達成。
アーバンスポーツの一つであるスラックラインのトリックライン部門において、
兄弟対決・兄弟制覇というシナリオは珍しく、競技の歴史に新たなページを加えた。

主催者で小倉一男代表も「招待制で日本トップライダーを集めた大会で、兄弟がこうして頂点を争う姿はまさに“世界水準のドラマ”であった」とのコメントが発表された。
今後、両選手の次なるステージが注目される。
中村兄弟は、トリックラインの大会で、
ここ数年、数々のタイトルを総なめにしてきているが、来年、連覇に期待がかかる。
【そのほか各部門での競技結果】
マスタークラス(30歳以上)
優勝:松本礼選手
準優勝:楠本忍選手
ジュニアクラス
優勝:阿部真仕選手
準優勝:田口三華選手
女子オープン
優勝:伊藤花音選手
準優勝:竹部栞桜選手
男子オープン
優勝:中村陸人選手
準優勝:中村拓志選手

