【ONE】安保瑠輝也選手、日本人キラーのグレゴリアン攻略へ“圧倒的ビルドアップ”に磨き!佐々木尽選手との激スパーでフィジカルも極限仕上げ
11月16日、有明アリーナで開催される『ONE 173』で、
安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が元GLORYライト級王者マラット・グレゴリアンとの大一番に臨む。
その頂上決戦を前に、安保選手は20日に自身のSNSを更新。
プロボクサーの佐々木尽選手、ワチュク・ナァツ選手という強豪とスパーリングを実施し、
「最高のスパーリング、感謝!」と投稿した。
投稿には、仕上がり切ったバキバキのボディでガッツポーズを取る3ショットも添えられた。太ももから背筋まで浮かび上がる筋肉は、ここまでの厳しいフィジカル強化を物語っている。
▪️グレゴリアン攻略の鍵は“ビルドアップ”
安保選手が対峙するグレゴリアンは、重厚なプレッシャーと爆発的なコンビネーションを武器とする欧州トップクラスのファイター。
単なるテクニックでは太刀打ちできないほどの「圧」こそ、最大の脅威だ。
その圧に耐え、主導権を握るために必要なのが、“ビルドアップ”の完成度である。
安保選手はこれまで以上に身体能力の底上げに力を注ぎ、打ち合いながらも組み立てを失わない「高強度の戦闘構築力」を磨いてきた。
スパーの相手に選んだ佐々木尽(元WBOアジア・OPBFウェルター級王者)とナァツ(現OPBFスーパーウェルター級王者)は、いずれも強打とフィジカルを兼ね備えた一流ボクサー。
フェザー級(65.9〜70.3kg)に近い体重での激しい打ち合いは、まさにグレゴリアン戦を想定した“実戦型フィジカル構築”の一環だったと言える。
▪️フィジカル強化はもはや絶対条件
近年のONEキックボクシングでは、テクニックやスピードだけでなく、世界基準のフィジカルが勝敗を大きく左右している。
特にグレゴリアンのような「圧倒的な接近戦型ファイター」と渡り合うためには、受け切る筋力、押し返す体幹、そして最後まで打ち切るスタミナが不可欠だ。
安保選手が公開した“バキバキボディ”は、単なる仕上がりの証ではなく、
勝負の土俵に上がるための「最低条件」を満たした姿でもある。