レイカーズの新時代をけん引する日本人フォワードがプレシーズン最終戦で躍動

【©️Los Angeles Lakers,】

ロサンゼルスの夜を照らしたのは、八村塁のシュートタッチだった。
NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁（27）が17日（日本時間18日）、プレシーズン最終戦となるキングス戦に先発出場。前半だけで3本の3ポイントシュートをすべて沈め、13得点2アシストと存在感を放った。ミスのない完璧な内容で、チームを61―58のリードに導いた。

 

この日のスタメンには、ルカ・ドンチッチ、ゲイブ・ヴィンセント、オースチン・リーブス、ディアンドレ・エイトン、そして八村の5人が名を連ねた。
試合前、JJ・レディック新監督は「この試合のスタメンが、レギュラーシーズン開幕戦のスタメンになる」と明言。八村は2年連続で開幕スタメンの座を確実なものとした。

試合は序盤から八村の独壇場だった。開始直後、速攻からレイアップで先制点を奪うと、右ウイングからの3Pシュート、ポストプレーからの豪快なワンハンドダンクと、攻撃のバリエーションを次々と披露。
第2Qでは右コーナーからも3Pを沈め、プレシーズン最後の試合で自信に満ちたパフォーマンスを見せた。

出場時間17分11秒で13得点。3P成功率100％という数字以上に、プレーの安定感とチームへのフィット感が際立った。