八村塁選手、攻守で存在感を示すも・・・チームは失速 主力不在のレイカーズ、プレシーズンは調整とはいえ4連敗で開幕へ
【©️Los Angeles Lakers 】
NBAプレシーズン(現地時間15日、Tモバイル・アリーナ)で
ロサンゼルス・レイカーズはダラス・マーベリックスと対戦。
八村塁選手が19得点を挙げ好調ぶりをアピールしたが、
チームは94-121で敗れ、プレシーズン4連敗となった。
この日はルカ・ドンチッチをはじめ、オースティン・リーブス、
レブロン・ジェームズら主力が軒並み欠場。
限られた戦力の中で八村選手が2試合ぶりに先発出場し、
ゲイブ・ビンセント、ダルトン・コネクト、
ジャレッド・バンダービルト、ジャクソン・ヘイズとともにスタートを切った。
序盤、ビンセントが立て続けに3ポイントを沈め、開始5分でチームは18得点をマーク。
控え組のクリスチャン・コロコやニック・スミスJr.らも積極的にプレーし、
レイカーズは第1クォーターをリードして終えた。
第2クォーターに入ると八村選手がギアを上げ、1対1からのドライブや3ポイント、ミドルレンジと多彩な得点パターンを披露。
前半だけで15得点を積み上げ、攻撃の中心としてチームを牽引した。前半終了時点でレイカーズは66-53と13点をリードしていた。
しかし後半は流れが一変。
バンダービルトが左大腿四頭筋の打撲で退き、ローテーションが崩れると守備の綻びが目立ち始める。
第3クォーターでマブスに反撃を許し、第4クォーターでは立ち上がりから0-7のランを浴びて逆転。終盤は攻守ともに失速し、最終的に94-121で完敗した。
ハチ村選手は30分51秒の出場で19得点、3リバウンド、1アシストを記録。
フィールドゴール成功率は9/18(50%)と安定感を見せたが、3ポイントは6本中1本の成功にとどまった。チーム全体では後半の得点がわずか28点に減少し、攻撃の停滞が敗因となった。
レイカーズのプレシーズン最終戦は18日(現地時間17日)のサクラメント・キングス戦。22日(同21日)に本拠地クリプトドットコム・アリーナで行われるゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、いよいよシーズン開幕を迎える。