今年のNBAドラフト全体1位で指名された

クーパー・フラッグ（マーベリックス）が待望のNBAデビューを果たした。

プレシーズンゲームでサンダーを106-89で下した一戦で、

フラッグはわずか14分の出場ながら

10得点6リバウンド3アシストをマーク。

軽快なフットワークと多彩なプレーで観衆を沸かせた。

 

試合後、フラッグは「大事なのは自分らしさ」と語る。

自身のプレーについて、「誰かのために変わるのではなく、自分らしくコートで動くことが重要」と胸を張った。試合中はウイングとしての強力なドライブだけでなく、ピック＆ロールのハンドラー役もこなし、ディフェンスを引き剥がしての3ポイントシュート成功など、プレータイムの短さを感じさせない活躍を見せた。

指揮官ジェイソン・キッドは入団会見で、「フラッグにはオールラウンドにプレーできるチームの中心選手になってほしい」と期待を語っていた。

フラッグ自身も「誰がリバウンドを取ろうと、ボールを持った選手がそのままプッシュしてオフェンスに入る。

チーム全体のプレーを支えることが重要」とチームプレーへの意識を示す。

ルーキーとしての個人目標は「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」、

チームとしては「多くの勝利と優勝」を掲げるフラッグ。

だが、「自分らしくプレーすることが、すべての目標達成につながる」と冷静に語り、

未来への確かな手応えを見せた。