ドジャース、レッズに連勝で地区シリーズ進出 大谷は適時打、山本はPS3勝目

2025.10.2

【©️Los Angeles Dodgers,】

メジャーリーグのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦で、

ドジャースがレッズを8―4で下し、2連勝で地区シリーズ進出を決めた。

大谷翔平選手は「1番・指名打者」で出場し、6回に右前適時打を放つなど、

4打数1安打1打点1得点の活躍を見せた。先発の山本由伸投手は7回途中4安打2失点でポストシーズン通算3勝目をマーク。

9回を締めた佐々木朗希投手は無失点で守護神としての役割を全うした。

 

▪️大谷選手の勝負強さでチームリード拡大
試合のハイライトは6回1死一、三塁の場面。大谷選手はレッズ先発マルティネスの低めチェンジアップを右前に打ち返し、リードを2点に広げた。

打球速度は約164.5キロに達し、2試合連続の打点となった。

初回は一ゴロに倒れたが、3回には無死二塁の場面で二ゴロを放ち、走者を進める役割を果たすなど、勝負どころで確実に存在感を発揮。7回には申告敬遠で勝負を避けられたものの、後続のベッツが適時二塁打を放ち、大谷の出塁がチャンス拡大につながった。

 

▪️山本由伸投手、初回の失点を修正し試合を締める
ドジャース先発の山本は初回、右翼手テオスカー・ヘルナンデスの落球が響き2点を失ったが、以降は危なげない投球を披露。6回無死満塁では遊ゴロ、空振り三振、空振り三振でピンチをゼロに抑え、6回2/3で自己最多113球を投げて9奪三振2四球、2失点(自責0)でポストシーズン3勝目を挙げた。

▪️打線はベッツが大暴れ、球団記録に並ぶ
打線ではベッツが4安打3打点の活躍。ポストシーズン1試合3二塁打は1953年ワールドシリーズ第4戦のジム・ギリアムに並ぶ球団タイ記録であり、1試合4安打は自身3度目の快挙となった。

ドジャースは4日(日本時間5日)から地区シリーズで東地区1位のフィリーズと対戦する。

大谷選手は第1戦または第2戦でポストシーズン初登板を予定