聖飢魔IIが世界初となる公式ファンクラブ会員限定保養施設を開設! 40周年を記念し「鬼念館」公開

2025.9.14

ロックバンド・聖飢魔IIの公式ファンクラブ組織「魔人倶楽部40th」が、岐阜県のひるがの高原に会員限定の保養施設を開設した。

ロック・バンドが公式にファンクラブ向け保養施設を運営するのは世界的にも前例がほとんどなく、音楽文化と地域資源の新たな融合として注目を集めている。

 

同バンドは1985年に「地球デビュー」して以来、独自の悪魔的世界観と確かな演奏力で支持を広げ、今年結成40周年を迎えた。8月まで行われた全国19公演の再集結ツアーも全会場が即日完売となるなど、その存在感は依然として健在だ。

新たに開設された保養施設「それいけ!あく魔の森~聖飢魔II鬼念館~」は、自然豊かな高原に整備され、会員が家族や仲間と過ごせる場として提供される。

敷地内にはツリーハウスや小川、池などが配置され、生態系を活かした環境づくりが行われている。運営関係者は「音楽と自然の調和を体感できる空間を目指した」と話す。

施設の中心となる展示館「鬼念館」では、聖飢魔IIの活動の歩みを示す戦闘服や楽器類など、未公開資料を初めて一般に公開。

また、デーモン閣下本人の全身を型取りした等身大蝋人形(魔形)が目玉展示として設置されており、ファンにとっては貴重な鑑賞体験となる。

保養施設はファンクラブ会員限定での公開となり、一般には非公開。

文化資源としての希少性と、音楽と観光を組み合わせたユニークな試みが、

今後の地方活性化モデルとしても注目されている。