サッカー日本代表が強豪メキシコを相手に親善試合で0―0ドロー 北米遠征で攻撃力を披露
2025.9.7
【©️JFA】
日本代表は6日、米国遠征中の国際親善試合でメキシコ代表と0―0で引き分けた。FIFAランキング17位の日本は、W杯開催国で同13位のメキシコを相手に試合を通じて優位な場面を作った。
前半から日本は積極的にボールを保持し、パスをつなぎながら攻撃のチャンスをうかがった。特に久保建英の右サイドからの正確なクロスに南野拓実がボレーシュートを放つなど、メキシコゴールに迫る場面が数多く見られた。しかし、シュートはわずかに枠を外れ、先制点を奪うことはできなかった。
後半も日本は攻撃的な姿勢を崩さず、両サイドからの仕掛けや中盤での細かいパス交換で相手守備陣を揺さぶった。メキシコも随所で反撃を試みたが、日本守備陣が冷静に対応し、ゴールを許さなかった。
試合は結局0―0のまま終了。引き分けに終わったものの、日本は攻守にわたってメキシコを圧迫する場面を多く作り、北米遠征での存在感を示した。次戦に向けては、得点機会を確実にゴールに結びつける決定力が課題となる。