「みんなのGOLF」最新作が発売初日からトラブル続出“国民的ゴルフゲーム”の看板に暗雲

2025.9.5

【©️バンダイナムコエンターテイメント】

バンダイナムコエンターテインメントが9月4日に発売した最新作「みんなのGOLF WORLD」(PlayStation 5/Nintendo Switch/Steam)が、発売直後から大きな波紋を呼んでいる。シリーズ初のマルチプラットフォーム展開として期待された一方、ユーザーからは“不具合報告”が相次ぎ、同社は発売日当日に異例の声明を発表する事態となった。

 

同作は、長年「国民的ゴルフゲーム」として親しまれてきた『みんなのGOLF』シリーズの最新作。進化したグラフィックや人気モードの継続に加え、これまでPlayStation専用だった展開を拡大し、任天堂ハードやPCでも遊べるようになったことが大きな目玉とされていた。

しかし、ユーザーの第一声は歓迎一色とはならなかった。

「遅延がひどすぎてプレイにならない」「Switch 2でフリーズした」など、操作性や安定性に関する不満がSNSやレビューサイトに殺到。

5日に配信が始まったSteam版も「賛否両論」の評価にとどまっており、

発売初日から雲行きが怪しい。

こうした事態を受け、公式X(旧Twitter)アカウントは4日、「いただいた意見は真摯に受け止める」とし、「操作性の向上を含め、ハードごとに確認されている現象の原因究明に努める」と異例のコメントを発表。

発売日当日の“釈明”は、シリーズのブランド力と期待値の高さが裏目に出た格好とも言える。