バレー女子世界選手権で日本代表女子が15年ぶりのメダルへ大手!オランダをフルセットで撃破、和田選手が27点の大活躍!

2025.9.4

【©️VolleyballWorld】

バンコク発 – バレーボール女子世界選手権で、日本代表がついに“決戦”を制した。3日、タイ・バンコクで行われた決勝トーナメント準々決勝で、日本(世界ランク4位)は

オランダ(同8位)とフルセットの激闘を繰り広げ、3―2で逆転勝利。

10年大会以来15年ぶりのメダル獲得に大きく前進した。

 

勝利の立役者は和田由紀子選手(23=NEC川崎)。

チーム最多の27得点をあげ、勝負どころでの強烈なスパイクで相手を圧倒。

主将・石川真佑選手(25=ノバラ)も25得点とチームをけん引し、

緊迫した試合をまとめ上げた。

 

第1セットはサーブミスが響き20―25で落とす苦しいスタート。しかし第2セット、中盤に見せた8連続得点でリズムを掴み、25―20で反撃に成功。

第3セットは再びリードを許す苦戦を強いられたが、粘り強く22―25で奪われ、

後がなくなった。

迎えた第4セット、日本は序盤にリードを許すも17―16で逆転。

そのまま25―22で押し切り、最終セットに持ち込むと持ち味の粘りを発揮。

15―12で競り勝ち、歓喜の4強入りを決めた。

 

日本代表は1次リーグでも大会2連覇中のセルビアを3―1で下すなど、H組全勝で突破。

決勝トーナメント初戦の開催国タイ戦もストレート勝利と、順調に勝ち上がってきた。

準決勝は6日に、米国(同6位)VSトルコ(同5位)の勝者と対戦する。