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マーベル・スタジオが、ついにMCU版『X-MEN』の製作に着手した。

メガホンを取るのは、今夏公開の『サンダーボルツ』を手がけたジェイク・シュライアー監督。米映画専門誌の取材記事によると、新作映画の開発が動き出したことを認めた。

 

▪️そもそも・・・MCUとは？

MCUとは「Marvel Cinematic Universe（マーベル・シネマティック・ユニバース）」の略称で、2008年公開の『アイアンマン』を皮切りに展開されてきた、映画・ドラマを横断する一大シリーズ。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、アベンジャーズといったヒーロー作品がすべて同じ世界観でつながっており、ストーリーが相互に関連することが大きな特徴だ。近年ではドラマ配信作品も含め、世界最大規模のシェアード・ユニバース（共有世界観）として知られている。

 

▪️MCUに「ミュータント」本格合流へ

『X-MEN』は、ディズニーによる20世紀フォックス買収によりMCU世界への参加が可能となっていた。今後は2027年公開予定の『アベンジャーズ／シークレット・ウォーズ（原題）』を経て、新たなメンバーでX-MENが結成される見通しだ。

 

▪️監督がコメント「とてもエキサイティング」

シュライアー監督は「詳細は話せませんが、『X-MEN』に取り組んでいるのは事実です。とてもエキサイティングな仕事です」と心境を語る。『サンダーボルツ』で多様なキャラクターの物語を描いた経験を踏まえ、アクションと人間ドラマの両立が今作にも生かされるとみられる。

▪️再キャストと旧シリーズの“復活”も

公開時期は未定だが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「『シークレット・ウォーズ』後にMCUがリセットされる」と明言しており、新世代キャストによるX-MENが登場する可能性が高い。

一方で、2026年公開予定の『アベンジャーズ／ドゥームズデイ』には、

旧『X-MEN』シリーズからパトリック・スチュワート（プロフェッサーX）、イアン・マッケラン（マグニートー）、ケルシー・グラマー（ビースト）、アラン・カミング（ナイトクロウラー）、レベッカ・ローミン（ミスティーク）、ジェームズ・マースデン（サイクロプス）が揃って復帰することも発表されている。

長年ファンに愛されてきたミュータントたちが、MCUという巨大な世界観でどのように再生されるのかが楽しみな点だ！