ダウンタウンの独自配信サービスが遂に始動へ 松本人志さんの芸能界復帰は実現するのか!?
【©YOMIURI TELECASTING CORPORATION.】
吉本興業は20日、自社ホームページを通じて新たな有料配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」を2025年11月1日に始動すると発表した。
独自のサブスクリプション型プラットフォームを構築し、ユーザーが参加できる機能を備えたサービスになるという。スマートフォンやパソコン、テレビから視聴できる環境を整えたとしている。
この発表で注目を集めているのは、今年1月から活動休止中の松本人志さんの動向だ。
ネット上では「復帰の舞台はこのチャンネルか」との憶測が飛び交い、
正式な出演発表を待つ声が高まっている。
一方で、同チャンネルの立ち上げは吉本にとって大きな挑戦でもある。既存の動画配信市場は群雄割拠の様相を呈しており、独自サービスがどこまで利用者を引きつけられるかは不透明だ。特にサブスクリプション型モデルは、コンテンツの鮮度と更新頻度が鍵を握る。ダウンタウンのブランド力だけで持続的にファンを惹きつけられるかは未知数だろう。
吉本は8月18日に公式サイトで「コンテンツファンド」の組成を報告。
明石家さんまやダウンタウン、中川家、千鳥、かまいたちら所属芸人のほか、渡辺直美や霜降り明星といった人気タレントを起用する方針を示した。
さらにスポーツ選手のドキュメンタリーやオーディション番組、海外販売も視野に入れるなど、大規模な展開を打ち出している。
ただし、サービス名称や料金体系、具体的なコンテンツ内容は未定のまま。
発表から本格始動まで残り2か月あまり、視聴者にとっては「中身の見えない新サービス」とも映る。吉本興業 としては早期に詳細を提示しなければ、関心が熱を帯びる一方で不信感にもつながりかねない。
長年テレビの第一線に立ってきたダウンタウンが、時代の変化に合わせ「配信」というフィールドにどう挑むのか。そして松本人志さんの復帰は現実のものとなるのか。