【UFC】風間敏臣選手、1回TKO負け・・・スラムで負傷し病院搬送も検査異常なし
2025.8.10
【©️UFC】
米ラスベガスで開催されたUFCファイトナイト・ラスベガス109大会に出場したバンタム級の風間敏臣(28)が、エライジャ・スミス(22=米国)との対戦で1回TKO負けを喫した。
試合は1回4分10秒に決着。
風間選手は序盤にテークダウンを成功させ、グラウンドでの攻防に持ち込んだものの、スミスの強力な打撃を浴びてしまう。足関節技から腕ひしぎ逆十字固め、さらに三角絞めに移行するなど粘りを見せたが、スミスに持ち上げられてそのままスラム技で強くたたきつけられた。
その直後、気絶状態となり動けなくなりパウンド攻撃を受けたところでレフェリーが試合をストップした。
試合後、風間選手は念のため病院に搬送され、精密検査を受けたが、UFCジャパンの公式X(旧ツイッター)によると「頭部・顔面・首に異常は認められなかった」とのこと。
医療スタッフによる現場でのケアも迅速に行われ、安全が確認された。
風間選手は2021年にROAD TO UFCバンタム級決勝で敗れながらも2023年にUFCと契約。一昨年8月のデビュー戦ではTKO負けを喫したが、昨年8月の2戦目では三角絞めで一本勝ちを収め、UFC初勝利を挙げていた。
2023年8月26日、2024年8月10日、2025年8月9日と、1年に一度のペースでの試合となっている。
今回の敗戦を経て、UFC契約後、3戦1勝2敗の戦績となり今後の巻き返しに期待がかかる。