日本代表バスケ、イランに痛恨の逆転負け 富永選手の退場で流れ失う・・運命のグアム戦へ挑む

2025.8.9

バスケットボール FIBAアジアカップ2025 第二戦の結果

【©️FIBA】

サウジアラビア・ジッダで開催中のFIBAアジアカップ2025は8日(現地時間)、グループB第2戦が行われ、日本代表(世界ランキング21位)はイラン(同28位)に70-78で敗れ、通算成績を1勝1敗とした。序盤は富永啓生が鮮やかな3ポイントを連発し、前半を同点で折り返したものの、後半はファウルトラブルに苦しみ、勝負どころで得点が伸びなかった。

第2クォーター、富永は立て続けに4本の3ポイントシュートを沈め、日本は攻撃のリズムを掴む。前半を34-34で折り返し、後半の勝負に望みをつないだ。しかし第4クォーター残り時間わずかで富永が5つ目のファウルを犯し退場。大黒柱を欠いた日本は一気に失速し、イランにリードを許すと最後まで追いつけなかった。

同組のもう一試合では、グアムがシリアを82-73で下し、こちらも1勝1敗に。

10日に行われる日本対グアムは、グループ2位通過をかけた大一番となる。

勝てば準々決勝進出への道が開けるだけに、崖っぷちの日本は総力戦で挑む覚悟だ。

 

【8日・試合結果】
〈グループA〉
韓国 97-83 カタール
オーストラリア 93-80 レバノン

〈グループB〉
イラン 78-70 日本
グアム 82-73 シリア

【日本の戦績】
第1戦 ○ 日本 99-68 シリア
第2戦 ● 日本 70-78 イラン
第3戦 日本 vs グアム(8月10日 午後8時10分)