【©️Klay Thompson / 】

ダラス・マーベリックスに加入して2年目を迎えるクレイ・トンプソンは、昨シーズン72試合に出場し、平均27.3分のプレーで14.0得点、3.4リバウンド、2.0アシストを記録した。特に持ち味の3ポイントシュート成功率は39.1％と安定感を示し、平均3本ものスリーを沈めるなど健在ぶりをアピールした。

 

かつて「スプラッシュ・ブラザーズ」としてゴールデンステイト・ウォリアーズを牽引したトンプソンは、2015年に第3クォーターだけで37得点をマークし、NBA記録を樹立。2018年には14本の3ポイントシュート成功という歴代最多記録を更新するなど、キャリアを通じて数々の名シーンを生んでいる。

現在35歳となったベテランは、このオフシーズンもインスタグラムにて、伝説のラリー・バードのシューティング映像を紹介し、「ラリーのハイライトは一日中見ていられる」と語るなど、尊敬する先人から刺激を受けながら日々トレーニングに励んでいる。NBA歴代5位の3ポイント成功数2697本を誇る彼の情熱と努力は、まさにトップアスリートの証と言える。

 

今シーズンはマーベリックスのスターターとしてディアンジェロ・ラッセル、新人クーパー・フラッグらと共にチームを支える見込み。彼の確かなシュート力と豊富な経験は、チームにとって大きな武器になると期待されている。