大谷翔平選手、まさに“劇場型”主役!土壇場9回2死から放った衝撃の4戦連発36号ツーラン 打線も追いつけずドジャースは惜敗

2025.7.23

【©️Los Angeles Dodgers】

ロサンゼルスで、またしても“オオタニ・ショー”が炸裂した。

22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたミネソタ・ツインズ戦。ドジャースは終盤までリードを許す苦しい展開の中、9回裏2死3塁の土壇場で大谷翔平(31)が4試合連続となる第36号ツーランホームランをライトスタンドへ豪快に運んだ。

まさに背番号17の意地と魂が詰まった一撃。

日本人選手としては史上初となる“4戦連発”の快挙。

メジャーリーグの歴史にまた1ページを刻んだ。

 

▪️前日先発も…連夜の大谷劇場に沸くスタジアム

前日の試合では、オールスターブレイク明け初登板で3イニングを1失点としながら、バットでも豪快な35号ツーランを放った大谷。投打二刀流で勝利に貢献したその余韻が冷めぬまま迎えた一戦。スタンドの熱気は試合開始から異様なほどだった。

ドジャース先発の山本由伸(26)は、立ち上がりを三者凡退で抑える好スタート。しかし、2回に三塁手のエラーをきっかけに3失点。自責点1と力投を見せたが、援護に恵まれず5回101球でマウンドを降りた。

最終成績は5回5安打8奪三振3失点(自責1)

 

▪️中盤は打ち合い、ツインズが主導権

4回にはドジャースの6番パヘスがスリーランを放ち一時は3-3の同点に追いつくが、6回・7回と継投陣が崩れ、ツインズがこの2イニングだけで6点を加点。

一気に試合の流れを持っていかれた。

ドジャースも粘りを見せたが、ミス絡みで突き放され、9回表までにスコアは10-5と5点差。

 

▪️そして“主役”の出番―4戦連発の快挙!

迎えた最終回、2死3塁。もはや打っても勝敗には響かない、そんな状況で大谷はツインズ守護神デュランの158キロの速球を完璧に捉えた。

白球はライナーでライトスタンドへ一直線。MLB公式も「怪物級の集中力」と即座に速報。この一発でスコアは10-7となり、観客は総立ち。だが反撃もここまで、ドジャースは惜しくも届かずゲームセットとなった。