U19女子日本代表、ブラジル撃破で決勝トーナメント進出決定 後藤音羽が27得点の活躍
2025.7.18
【©️日本バスケット協会】
チェコで開催中の『FIBA U19女子バスケットボール・ワールドカップ2025』は現地時間17日、決勝トーナメント進出をかけたラウンド・オブ16(決勝トーナメント1回戦)が行われ、日本代表はブラジルを66-52で下し、2大会連続となるベスト8入りを果たした。
日本の原動力となったのは、東京医療保健大に所属する後藤音羽。27得点11リバウンドのダブル・ダブルをマークし、攻守にわたってチームを牽引した。序盤から試合の主導権を握った日本は、第1クォーターで高さに勝るブラジルに対し、堅守と素早いトランジションを武器に対抗。セカンドチャンスを許さず、主導権を掌握した。
第2クォーターでは、後藤が連続3ポイントシュートを含む5本の外角シュートを沈め、日本が一気にリードを広げる。以降も安定したディフェンスと集中力を維持し、ブラジルに流れを渡さなかった。
第3クォーターこそ一進一退の重い展開となったが、日本はリードを維持したまま最終クォーターへ。終盤には、得点直後の守備でも8秒バイオレーションを誘発させるなど、最後までインテンシティを落とすことなく試合を締めくくった。後藤は試合終了間際にも攻守で存在感を発揮し、勝利を決定づけた。
この結果、日本は2大会連続で決勝トーナメント進出。
初のメダル獲得を目指し、準々決勝ではグループリーグを無傷の3連勝で突破したカナダと対戦する。
《決勝トーナメント日程》
準々決勝:7月18日(金)21:30〜 日本 vs カナダ
準決勝・順位決定戦:7月19日(土)
順位決定戦:7月20日(日)
決勝・3位決定戦:7月21日(月)