日本プロ野球界へ遂に復帰!藤浪晋太郎投手DeNAで再出発!古巣・阪神に「挑む」覚悟と“剛腕復活”への決意
【©️横浜DeNAベイスターズ】
メジャー挑戦を経て、新たな戦いの舞台に立つ。元阪神タイガースで米大リーグ・マリナーズ傘下3Aタコマを退団した藤浪晋太郎投手が18日、横浜DeNAベイスターズへの加入を正式発表。横浜市内の球団事務所で入団会見に臨み、「チームの力になりたい」と復帰への強い意志を語った。
2012年ドラフト1位で阪神に入団し、10年にわたり甲子園で戦い続けた藤浪。
2022年オフにはポスティングでMLB挑戦の道を選んだが、1年半で再びNPBのマウンドに戻ってきた。その選択肢にDeNAを選んだ理由として、藤浪は「必要としてくれた球団があった。それに応えたい」と語り、勝負の再出発に覚悟をにじませた。
注目は、今月26日から甲子園で予定されている阪神との2連戦。1軍登録のタイミングは未定ながら、本人は対戦に意欲を見せた。
「甲子園は好きな球場の一つ。もしチャンスがあれば、全力で腕を振って抑えにいきたい」
かつてともに戦った阪神の主力選手たちが、今度は“敵”として立ちはだかる。藤浪は「2、3年前までは頼もしいチームメートだった選手たちが、今は打ち取るべき相手。これもプロの世界の醍醐味」と語り、環境の変化も前向きに受け入れていた。
阪神側からの獲得オファーはなかったことを明かした藤浪だが、その事実に未練は見せない。「今はDeNAの一員。目の前の勝利に集中するだけです」と、即戦力としての役割を引き受けた。
さらに、注目の対戦相手として名を挙げたのが、今季好調を維持する佐藤輝明だ。
「今、リーグでも最も勢いのあるバッターの一人。余裕があれば真っ向勝負でいきたい」
DeNAは現在、セ・リーグで上位争いに食らいつく状況。首位・阪神との差を詰めるためにも、藤浪の加入は“シーズン後半のキーマン”として注目される。速球と経験を武器に、チームの浮上を後押しする存在となれるか。
「本気で優勝を目指している。少しでもその力になれれば」
31歳、背水の陣で挑むシーズン後半戦。藤浪晋太郎の“剛腕再起”は、
ベイスターズの未来を変える一手となるか─。