NBAサマーリーグ 馬場雄大選手、奮闘の先発出場で9得点!! 富永啓生との日本人対決も実現

2025.7.18

【©️New York Knicks,】

NBAサマーリーグで3年ぶり3度目の挑戦を続ける馬場雄大(29=ニックス)が、日本時間7月18日、ペイサーズ戦で今大会初の先発出場を果たし、9得点1リバウンド1アシストの成績を残した。試合は88―91で惜しくも敗れたものの、馬場は持ち味のアグレッシブなプレーで存在感を示した。

 

馬場はこれまでの2試合ではいずれも第4クオーター終盤からの出場にとどまっていたが、限られた出場時間の中でも粘り強いディフェンスとスピードを武器に、アピールを重ねていた。この日は主力選手が欠場したこともあり、念願の先発起用。

序盤こそ得点機に恵まれなかったが、第2Qに入りリズムを掴む。

残り7分37秒、左サイドから鋭く切り込み、左エルボー付近からジャンプシュートを沈めて初得点。後半開始直後には右ウイングから放った3ポイントがネットを揺らし、攻撃のギアを一段上げた。さらに速攻からのレイアップでも得点を重ね、攻守にわたりアクティブな動きを見せた。

また、この日はペイサーズの一員としてサマーリーグに参加している富永啓生との“日本人対決”も実現。

両者が直接マッチアップする場面もあり、ラスベガスのコートに日の丸対決が浮かび上がった。試合終盤にも2人の攻防が続き、会場では日本から駆けつけたファンの声援も飛んだ。

馬場は最終的に27分36秒プレーし、シュート7本中4本成功(成功率57.1%)。

3ポイントは3本中1本成功(33.3%)と、安定感あるスタッツを残した。