大谷翔平選手、“打者天国”で豪快な28号アーチ!!  敵地騒然の一撃にブルペン騒然 本塁打王争いを独走

2025.6.27

【MLB】ロッキーズ 1-3 ドジャース

(日本時間6月27日/デンバー・クアーズ・フィールド)

【©️Los Angeles Dodgers,】

ナ・リーグ本塁打王争いで独走を続けるドジャースの大谷翔平が、

“打者天国”と称されるクアーズ・フィールドで圧巻の一撃を披露した。

26日(日本時間27日)のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した大谷は、7回の第4打席で28号ソロを放ち、2試合ぶりのアーチをかけた。打球は打球初速107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球角度40度の完璧な当たりで、自軍ブルペンに飛び込み、同僚のカービー・イエーツ投手がキャッチするという珍しいシーンも演出した。

試合序盤は相手投手に抑え込まれていたものの、7球目のスライダーを完璧に捉えたこの一発で、敵地デンバーのファンも騒然。24日(同25日)には日米通算300号となる27号本塁打を放っており、ここ4試合で3本塁打と、再び量産態勢に入りつつある。

標高約1600メートルに位置し、ボールが飛びやすいとされるクアーズ・フィールドは、大谷にとって相性の良い球場として知られる。昨季もこの地で54号を記録しており、通算では16試合で打率.393、5本塁打、16打点、OPS1.202という圧巻の数字を残している。

この日の一発で、ナ・リーグの本塁打ランキングでは2位のエウヘニオ・スアレス(Dバックス)に3本差をつけて単独首位をキープ。メジャー全体ではカル・ローリー(マリナーズ)に次ぎ、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並ぶ2位につけており、シーズン55本塁打という自己最多記録の更新ペースに乗っている。