サッカー日本代表の堂安律選手 フランクフルト移籍へ CL出場クラブが“10得点男”を電撃獲得

2025.6.26

【©️SC Freiburg】

 

ドイツ1部・フライブルクに所属する日本代表MF堂安律(27)が、同じブンデスリーガの強豪・フランクフルトに電撃移籍することが決定的となった。25日までに両クラブ間で大筋合意に達しており、正式発表は間近とみられる。

 

堂安選手は今季、ブンデスリーガで自己最多となる10ゴール8アシストを記録。サイドハーフやウィングバックとして起用されながらも得点力と献身性を兼ね備えたパフォーマンスで、欧州の複数クラブから熱視線を浴びていた。その中でも、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたフランクフルトが獲得に向けて最も積極的に動いていた。

 

フライブルクでは3シーズンで公式戦22ゴールをマーク。

攻撃の核としてだけでなく、守備面でも確かな成長を遂げた。クラブ関係者によれば、「攻守両面での貢献度と勝負強さ」が今回の移籍の決め手になったという。

新天地・フランクフルトには、現役時代に日本代表のキャプテンとしてチームを牽引した長谷部誠氏(現日本代表コーチ)が在籍。日本人との縁も深いクラブで、堂安は26年北中米W杯を見据える森保ジャパンの中核選手としてさらなる飛躍が期待される。

欧州最高峰の舞台・CLでの挑戦、そして新たな環境での成長に向け、堂安の“ドイツでの第二章”がいよいよスタートする。