ONE武尊選手がリベンジに率直な意見「すぐにでもやりたい」 ロッタン戦“秒殺劇”から再起なるか?

2025.6.23

「ONE Championship」は6月23日、都内で記者会見を開き、11月16日に東京・有明アリーナで開催される「ONE 173」の対戦カードを一部発表。

会見には、今年3月の日本大会で衝撃のKO負けを喫した元K-1三階級制覇王者・武尊(33=team VASILEUS)がゲストとして登壇し、

タイの英雄ロッタン・ジットムアンノンとの再戦ダイレクト・リマッチに強い意欲を見せた。

「僕はすぐにでもやりたい」。

3月の試合で1Rわずか数分でノックアウト負けを喫した男が、そのリベンジを誓った。

ロッタンも同日にSNSを更新し、

「リマッチの準備はできている」と堂々、リマッチに応じると宣言。

両者の火花は再び交差しようとしている。

武尊は「僕からダイレクトリマッチを求める立場ではない」と冷静さを保ちながらも、

ロッタン陣営からも再戦の意志があることを明かした。

しかも今回は通常のムエタイルールにとどまらず、「ボクシングルール、それもOFG(オープンフィンガーグローブ)やノーグローブでも構わない」と、挑戦の幅を広げている。

その発言に、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOも

「小さいグローブでボクシング?怖すぎるよ」と苦笑い。

KO決着必至のカードに、首をすくめる場面もあった。

ただし、ダイレクトリマッチについては慎重な構えだ。

囲み取材では「秒殺で終わったから、もっとストーリーを作らないと。いま再戦してもファンが乗ってこない」と語り、日本大会での即時再戦には否定的な見解を示した。