国仲涼子さんが生理用品無料サービス「OiTr」アンバサダーに就任
国仲涼子「生理は誇らしいこと」等身大の思いを語る、生理用品無料サービスのアンバサダーに就任
女優の国仲涼子さんが13日、都内で開催された「OiTr(オイテル)」の
サービス説明会に登壇し、公認アンバサダーとして就任したことを発表。
このサービスは、公共のトイレ個室に生理用ナプキンを常備し、
誰でも無料で使えるようにする取り組み。
46歳になったばかりの国仲さんは、「この年齢でこのお話をいただいたことに、大きな意味を感じています」と静かに語り始めました。「30代の頃だったら、生理について人前で話すのはまだ抵抗があったかもしれません。でも今は、経験を重ねたからこそ伝えられることがあると感じています」
自身の体験にも触れながら、「生理痛が重かったり、毎月の体調の変化に振り回されたり、心のバランスを取るのも大変だったり……。でも、そういうことってなかなか人に言いにくいんですよね。『自分で何とかするもの』って、どこかで思い込んでしまっていた」と、胸の内を明かした。
そうした中でオイテルの取り組みに出会い、「生理をもっと自然に受け入れていいんだ」と気づかされたと言う。
「自分自身の経験も含めて、何か力になれるなら、ぜひ協力したいと思いました」とアンバサダーとしての思いを語った。
また、仕事の現場での苦い経験も率直に共有。
「ドラマの撮影中に急に生理が始まって、動揺して気持ちが沈んでしまったこともあります。誰かに伝えるのも難しくて、つい黙ってしまった。もっと生理について自然に話せる環境が必要だと感じました」と振り返る。
特に男性にも理解を深めてほしいと呼びかけ、「少しだけでも、生理について知ってもらえるだけで、女性がどれだけ救われるかと思います」と語った。
現在は二児の母として子育て中。息子たちにはまだ詳しい説明はしていないものの、「いずれ自然な形で、少しずつ伝えていきたいですね。生理は決して恥ずかしいことではなく、誇りを持っていいこと。『大人の女性になった証なんだよ』と伝えたい」と、母としての想いものぞかせた。