大谷翔平、今季2度目の1試合2発でメジャー単独トップに 22号で5月15本目 宿敵ジャッジの一発に即座の応戦

2025.5.31

 

【©︎Los Angeles Dodgers,】

ジャースの大谷翔平(30)が、地元ドジャースタジアムで行われたヤンキース戦に「1番・DH」で出場し、今季2度目となる1試合2本塁打を放った。これで今季通算22号となり、メジャー単独トップに立った。

 

試合は序盤からホームランの応酬。

1回表、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ(33)が先制の19号を放つと、

その裏、大谷が初球を捉えて右翼席へ運ぶ先頭打者アーチ。

即座に1本差を突き放し、球場は大歓声に包まれた。

さらに6回の第3打席。ヤンキース先発のマックス・フリード(31)が投じた内角の失投を見逃さず、高々と舞い上がった打球は再び右翼スタンドへ。

これが22号となり、5月だけで早くも15本目。驚異的なペースで本塁打を積み重ねている。

打球速度は181キロ、飛距離116.7メートル、打球角度は42度と、

いずれも文句なしの完璧な一撃だった。

大谷は今季57試合目で22本塁打に到達。

昨年、22本目を放ったのは78試合目であり、21試合も早いペース。

今のまま推移すれば、年間60本塁打も現実味を帯びてきた。

本塁打ランキングでは、ジャッジがこの日の一発で19号に到達。また、マリナーズのC・ラリー(28)もこの日20号を放ち、ア・リーグの争いは依然として混戦模様だが、現時点で単独トップに立ったのは大谷だ。

昨季の両リーグMVPが同じ舞台で本塁打を競い合う中で、大谷がひときわ存在感を見せた夜となった。