ヘイリー・ビーバー、スキンケアブランド「Rhode」が約1,500億円で売却契約 夫ジャスティンとの対照的な経済状況も話題に
モデルで起業家のヘイリー・ビーバーが創設したスキンケアブランド「Rhode(ロード)」が、米大手化粧品企業e.l.f. Beauty(エルフ・ビューティー)と最大で約1,500億円(約10億ドル)規模の契約を締結したことが明らかになった。
一部・米メディアの報道によれば、e.l.f.はRhodeを約1,200億円(約8億ドル)で買収し、これは現金と株式で支払われる予定。また、今後3年間の業績に応じて、最大約300億円(約2億ドル)の追加報酬も発生する可能性があるという。なお、この契約の資金の一部として、e.l.f.は約900億円(約6億ドル)を借入により調達している。
ヘイリーは自身のInstagramで、「2022年にRhodeを立ち上げた当初から、世界中の多くの人に製品を届けたいという夢がありました」とコメント。さらに「エルフ・ビューティーは、革新と大胆な挑戦を重視する姿勢が私と一致しており、今回の提携を通じてブランドをさらに成長させていきたい」と抱負を語った。今後はRhodeのクリエイティブ責任者兼イノベーション責任者として、より積極的にブランド運営に関わる意向を示している。
一方で、夫である歌手ジャスティン・ビーバーの財政状況については、過去のツアー中止による損失などが報じられている。2022年に中止されたワールドツアー「Justice」に関連して約12億円(約800万ドル)の損失を被ったとされ、元マネージャーのスクーター・ブラウン氏から一時的に資金援助を受けていたと伝えられている。
さらに、同年には自身の楽曲カタログを約300億円(約2億ドル)で売却したものの、一部の関係者は「支出が過度に多く、ある時期はクレジットカードも保有できなかった」と証言。浪費が資産減少につながった可能性があると指摘されている。
ただし、ジャスティン側の広報はこれらの報道に対し、「財政的に困窮しているというのは事実無根」と否定している。
とはいえ、一部関係者の話では、現在はヘイリーが家計の主な支えとなっているともされており、今回のRhodeの大型契約によってその立場がより明確になったとみられている。