ドジャース、劇的逆転サヨナラで3連勝! エドマンが延長十回に決勝打 大谷は4出塁で打率.290に

2025.4.29

©️Los Angeles Dodgers,

 

ドジャースは28日、本拠地で行われたマーリンズ戦で延長十回に劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、3連勝を飾った。これでナ・リーグ西地区ではジャイアンツと並んで首位タイに浮上した。

この試合で大谷翔平は2打数1安打に加え、3四球を選んで4度の出塁。初回には右前打で出塁し、今季7個目となる二盗を成功させると、続くフリーマンの適時打で先制のホームを踏んだ。その後はマーリンズ投手陣の徹底マークを受け、3打席連続で四球。1試合3四球は今季最多となった。第5打席の八回には空振り三振に倒れている。

試合はドジャースが序盤から優位に立つ展開となり、5回にはテオスカー・ヘルナンデスが3試合連続となる2ラン本塁打を放ち、5点リードとリードを広げた。しかし6回、先発のダスティン・メイが1点を返されて降板。続く2番手・バンダが満塁弾を浴び、あっという間に同点に追いつかれ、試合は振り出しに戻った。

延長十回、タイブレーク制で始まったマーリンズの攻撃では、ドジャース5番手のイェイツが2死三塁からサンチェスに適時二塁打を浴びて勝ち越しを許す。しかしその裏、ドジャースは1死二・三塁のチャンスを作り、途中出場のエドマンが右前に劇的な逆転サヨナラ打を放って試合を決めた。

また、マーリンズのマカロー監督は昨季までドジャースの一塁コーチを務めており、大谷との“ヘッドバンプ”でも知られる存在。試合前には、ドジャースナインから彼へのチャンピオンズリング贈呈式も行われ、旧友との再会に温かいムードが漂っていた。