▪️89分の起死回生ヘッドでブライトンを劇的勝利に導く

【©︎Brighton & Hove Albion Football Club】

 

プレミアリーグ第34節、ブライトンは現地時間26日にウェストハムと対戦し、日本代表FW三笘薫が途中出場から劇的なゴールを決め、チームを勝利に導いた。

ブライトンはここまで勝ち点48で10位。一方のウェストハムは勝ち点36で17位と、残留争いの渦中にいる。三笘は前節、負傷明けながら途中出場でゴールを挙げており、この試合もベンチスタートとなった。

試合は13分、ブライトンが先制する。ペナルティアーク手前でボールを受けたアヤリが、美しいカーブを描くコントロールショットをゴール右上に突き刺した。

しかし前半終了間際、ウェストハムが反撃。ボックス右奥に侵入したボーウェンの折り返しをクドゥスが押し込み、1-1で前半を折り返す。

後半、62分に三笘がピッチへ。左ウイングに入った三笘は、タッチライン際でボールを引き出しながらドリブルとクロスでチャンスを作り出していく。

だが83分、試合はウェストハムに傾く。ボーウェンのクロスをファーサイドで受けたソーチェクが頭で叩き込み、ウェストハムが2-1と勝ち越した。

絶体絶命のブライトン。しかし89分、三笘が救世主となる。右サイドからのクロスをグルーダが中央へ折り返すと、ゴール前に飛び込んだ三笘がヘディングで押し込み、再び試合を振り出しに戻した。三笘にとってはこれが今季リーグ9得点目となる。

さらに、勢いに乗ったブライトンはアディショナルタイム3分、バレバがゴール左上隅に見事なコントロールシュートを突き刺し、逆転に成功。
終盤の2ゴールで劇的勝利を手にしたブライトンは、これで6試合ぶりの白星となった。