NBAプレイオフ サンダーがグリズリーズを4連勝で圧倒 カンファレンス・セミファイナル進出決定

2025.4.27

©︎Memphis Grizzlies

「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス1回戦で、第1シードのオクラホマシティ・サンダーが、第8シードのメンフィス・グリズリーズを相手に4連勝の無傷でシリーズを突破。サンダーはカンファレンス・セミファイナル進出へ駒を進めた。

グリズリーズは、エースのジャ・モラントが第3戦で負傷離脱し、この第4戦でも欠場。厳しい状況の中、スコッティ・ピッペンJr.が第1クォーターから11得点と奮闘したが、それを上回る数字でサンダーのエース、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがわずか12分間で16得点を叩き出し、試合の主導権を握った。

第2クォーターもサンダーの勢いは衰えず、グリズリーズの粘りに対してわずか1点リードの59-60で前半を折り返す。後半に入っても、グリズリーズはピッペンJr.、サンティ・アルダマ、デズモンド・ベインらの活躍で食い下がったものの、サンダーはリードを許さず試合をコントロール。終盤、ベインのディープスリーで残り8秒に2点差まで迫られたが、落ち着いてフリースローを沈め、最後まで冷静な試合運びを見せた。

 

最終的に、サンダーは117-115で勝利。

シリーズを4勝0敗で終え、カンファレンス・セミファイナルへ進出を決めた。

アレクサンダー圧巻の38得点、ジェイレン・ウィリアムズも23得点と確かな働きを披露。

一方、敗れたグリズリーズは、ピッペンJr.が30得点11リバウンド、アルダマとベインがそれぞれ23得点と意地を見せたが、サンダーの地力にあと一歩届かず・・・。

2Way契約のためプレーオフ出場資格のなかった河村勇輝も、

ベンチからチームメイトたちの戦いを最後まで支え続けた。