PFLライト級王者ラバダノフ、衝撃の32秒KO勝利!怒涛のパウンドでディアケイジー失神

2025.4.19

【©︎PFL】

 

米国フロリダ州で開催された総合格闘技イベント『PFL 2025 World Tournament: First Round 3』にて、ライト級トーナメント1回戦が行われ、前年度王者のガジ・ラバダノフ(ロシア)が、元UFCファイターのマーク・ディアケイジー(イギリス)をわずか32秒でKOする衝撃的な勝利を収めた。

▪️“秒殺劇”に会場騒然、ファンからは「なんて残酷なんだ」と悲鳴

試合開始直後、両者は激しく蹴りを応酬。ディアケイジーは右の関節蹴りや回転系の蹴り技を繰り出し、ラバダノフもカーフキックで応戦した。しかし、ラバダノフは相手の蹴り終わりの隙を的確にとらえる。バランスを崩したディアケイジーに襲いかかり、怒涛のパウンド連打を浴びせたところでレフェリーが試合をストップ。ディアケイジーはその場で失神KOとなった。

 

▪️ラバダノフとは?──RIZIN出場経験もあるロシアの実力者

ラバダノフは戦績24勝(8KO・5一本)4敗2分を誇るPFLのライト級精鋭。2024年のPFLライト級トーナメントを制覇しており、その決勝戦では元Bellatorライト級王者ブレント・プリムスに3R KO勝利を収めている。

さらに、2022年の大晦日には日本の総合格闘技イベント『RIZIN vs Bellator 対抗戦』にも出場。日本の武田光司を判定で下しており、日本のファンにも知られた存在だ。

 

▪️対するディアケイジーは元BAMMA王者、UFCでも実績

一方、敗れたディアケイジーは、イギリスの名門プロモーション「BAMMA」でライト級王座を獲得した実力者。UFCではダン・フッカーやラファエル・フィジエフといった強豪と拳を交えてきた経験があり、PFL参戦にあたって注目を集めていた。

今回で3試合連続KO勝利となったラバダノフ。次戦は準決勝でニュージーランド出身のジェイ・ジェイ・ウィルソンと対戦予定だ。

PFL2連覇に向けて勢いを増す王者の進撃は、どこまで続くのか。