NBA―崖っぷちの1発勝負プレーイン・トーナメントでウォリアーズが激戦クロスゲームを勝利。 バトラー38得点、カリー37得点!
▪️ウォリアーズがグリズリーズとの激闘を制し2年ぶりのプレーオフ進出
©︎Golden Stte Warriors
プレーオフ進出をかけた大一番で、ジミー・バトラーとステフィン・カリーがその実力を存分に発揮した。
現地時間15日(日本時間16日)、NBAはプレーイン・トーナメントの開幕を迎えた。西カンファレンスでは第7シードのゴールデンステート・ウォリアーズが、第8シードのメンフィス・グリズリーズと激突。試合は激しい点の取り合いとなったが、最終的にウォリアーズが121―116で勝利し、2年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。
▪️バトラー&カリーが“勝負強さ”を見せる
試合序盤、ウォリアーズは2―11と出遅れる苦しい立ち上がりを見せたが、直後に26―7のランを決めて一気に逆転。第2クォーターには最大20点差までリードを広げる展開に持ち込んだ。
シーズン途中のトレードでチームに加入したジミー・バトラーは、前半だけで21得点を挙げる活躍を見せ、チームを牽引。前半終了時点で67―55とウォリアーズがリードした。
後半は一進一退の攻防に。第4クォーターでは一時グリズリーズに逆転を許す場面もあったが、残り1分50秒からステフィン・カリーが連続3ポイントを沈めて勝負を決めた。
最終的にバトラーは38得点、カリーは37得点と大活躍し、チームをプレーオフに導いた。
ウォリアーズはプレーオフ1回戦で、西カンファレンス第2シードの
ヒューストン・ロケッツと対戦する。
試合後、バトラーは「諦めずに戦い続けたことが大きかった。このチームは、コート内外で本物の絆を持っている」と語り、さらにカリーについては「彼はバットマンのような存在。そんな選手と一緒に戦えるのは光栄だ」と笑顔を見せた。
▪️東はマジックが快勝、セルティックスとの対戦へ
一方、東カンファレンスのプレーイン・トーナメントでは、7位オーランド・マジックが8位アトランタ・ホークスと対戦。第1クォーターから18―4のランで試合を優位に進めたマジックは、終始リードを保ち120―95で快勝し、東の第7シードとしてプレーオフ進出を決めた。
途中出場のコール・アンソニーがチーム最多の26得点をマーク。アンソニー・ブラックも16得点と躍動した。さらに主力のパオロ・バンケロが17得点、ウェンデル・カーターJr.が19得点と安定した活躍を見せた。
一方のホークスは、第4クォーターにエースのトレイ・ヤングが審判への不満でテクニカルファウルを連続で取られ退場となり、試合を立て直すことができなかった。
マジックはプレーオフ1回戦で、昨季王者にして東第2シードのボストン・セルティックスと対戦予定。ホークスは、18日(日本時間19日)に東9位シカゴ・ブルズと東10位マイアミ・ヒートの勝者と、最後の1枠をかけて対戦する。