NBAグリズリーズの河村勇輝選手が最終戦で大爆発!
【©︎Memphis Grizzlies】
自己最多12得点&5アシスト
NBAメンフィス・グリズリーズの河村勇輝(23)が、今季レギュラーシーズン最終戦となるマーベリックス戦で圧巻のパフォーマンスを披露。途中出場ながら、キャリアハイとなる12得点・5アシスト・5リバウンドを記録。
豪快なノールックパスや4点プレーなど、
随所に“魅せる”プレーで存在感を発揮し地元ファンを熱狂させた。
主力温存の最終戦、チャンスをものにした河村
西カンファレンス6位以内に届かなかったグリズリーズは、
プレーイン・トーナメント進出が決定。
この試合ではエースのジャ・モラントら主力選手が欠場し、
若手や控え選手たちに出場機会が与えられた。
河村はスタメン出場こそ叶わなかったものの、第1クォーター残り7分42秒に出場。登場と同時に会場は大きな拍手に包まれた。
出場直後から存在感を発揮し、3Pシュートやアシストで得点に貢献。
特に第2Qに見せたノールック・ビハインド・ザ・ヘッドパスは、ダンクを演出する超絶プレーとなり、スタンドのボルテージは最高潮に達した。
ハイライトは圧巻の4点プレー
第3クォーターには、自ら仕掛けたドライブでファウルを誘いフリースローを2本沈めると、さらに左ウイングからの3P成功&バスケットカウントで4点プレーを成立。実況席も観客も沸き立ち、アリーナ全体が河村のプレーに魅了された。
最終Qにも出場した河村は、最後まで全力でプレー。28分5秒の出場で、フィールドゴール成功率37.5%(8本中3本成功)、3Pシュート成功率42.9%(7本中3本成功)を記録。チーム内のプラス/マイナス指標では「+29」という圧巻の数字を残した。
2WAY契約のため、ポストシーズンへの出場資格はない河村。
この試合が今季のラストゲームとなったが、
そのプレーぶりは確実に来季への希望と期待を抱かせる内容だった。
グリズリーズは前半から主導権を握り、132-97と大勝。
レギュラーシーズン最終戦を白星で締めくくった。