ABEMA恋愛リアリティーショー『恋ステ』が突然の配信終了を発表
〜出演者への誹謗中傷行為に注意喚起〜
ABEMAの人気恋愛リアリティーショー『恋する◆週末ホームステイ 2025冬』(以下『恋ステ』)が、突如として配信終了を発表した。公式インスタグラムが3月26日に更新され、「諸般の事情により配信を終了する」との声明が発表された。
■ 配信終了の背景と公式の声明
公式インスタグラムのストーリーズでは、
「『恋する週末ホームステイ 2025冬』について、
諸般の事情により配信を終了させていただくことになりました」とのメッセージが掲載された。続けて、「番組をお楽しみいただいておりました視聴者の皆さまには、大変心苦しいご報告となりますが、ご理解いただけますと幸いです」と、突然の終了について謝罪の意を表明している。
さらに、SNS上での番組出演者や関係者への誹謗中傷行為に対し、「お止めいただけますようお願いいたします」と注意喚起を行った。近年、SNSを通じた誹謗中傷が社会問題となっており、『恋ステ』出演者に対する中傷行為も関係している可能性があると推測される。
■ 『恋ステ』とは?
『恋ステ』は、恋に本気な高校生たちが、たった3週間の“週末”という限られた時間の中でお互いを知り、恋を育んでいく様子を追う恋愛リアリティーショー。
今回は「こんなデートがしたい!」と憧れるような素敵なデートスポットを舞台に、
男子4名と女子4名が青春の恋模様が展開される構成となっていた。
番組は現在までに第5話までが配信されており、
今後の展開を楽しみにしていた視聴者も多かっただけに、
突然の配信終了は大きな衝撃を与えている。
■ 番組終了の背景にある“ネット中傷問題”
近年、恋愛リアリティーショーに出演した若者がSNS上で誹謗中傷を受け、
精神的な負担を強いられるケースが相次いでいる。
過去には、誹謗中傷が原因で出演者の心身に大きな影響を与えたケースもあり、
制作側は出演者のケアを強化してきた。
『恋ステ』でも出演者のメンタルサポートに力を入れていたが、
誹謗中傷が収まらなかった可能性が高い。
■ 視聴者とSNSユーザーへの呼びかけ
今回の配信終了を受け、ネット上では「なぜ突然?」
「誹謗中傷が原因なら許せない」といった声が多数寄せられている。
SNSの普及により、出演者の言動が一瞬で拡散され、
多くの人の目に触れる時代。
番組制作側も視聴者も、
リアリティーショーが持つ影響力を
改めて考える時期に来ているのかもしれない。
今後、同様の問題が繰り返されないよう、番組制作側だけでなく
視聴者一人ひとりがSNSの使い方について再認識する必要がありそうだ。