大谷翔平選手の2025年度の広告収入は推定1億ドル!
過去に達成したのは・・・わずか3人、スポーツ界の新たなレジェンドへ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、
2025年に推定1億ドル(約148億6000万円)もの
広告収入を得る見込みであることが、
米スポーツビジネス専門サイト「スポルティコ」によって報じられた。
この数字は、世界的なスポーツスターのみが到達した極めて希少な偉業だ。
▪️世界的スーパースターとしてのブランド力
現在、大谷はニューバランスをはじめとする20社以上の企業とスポンサー契約を結んでおり、その影響力は野球界にとどまらず、NBAのスーパースターたちと肩を並べるほどのグローバルなものとなっている。特に、ファナティックス/トップスとのサイン入りグッズやトレーディングカード契約は、野球界では前例のない規模といわれている。
また、従来からの主要スポンサーである伊藤園、興和、コーセー、セイコーとの契約は継続中。さらに、2025年に向けて新たにビーツ、エピックゲームズ、セコムなど6社と契約を締結。これにより、大谷のパートナー企業はアメリカと日本の企業が半々となりながらも、ほとんどのブランドがグローバル市場での展開を視野に入れている。
▪️代理人が語る「慎重かつ戦略的なビジネス展開」
大谷の代理人であるCAAのネズ・バレロ氏は、「私たちは慎重かつ戦略的に大谷翔平のビジネス展開を進めています。彼を起用するすべてのブランドと、そのキャンペーンでの活用方法について一致したビジョンを持つことが重要です」と語る。
大谷が契約するスポンサーは、彼自身が実際に使用しているブランドや製品を中心に選定されており、露出過多や時間的負担にならないよう慎重に管理されているという。この点も、大谷がスポーツだけでなくビジネスの場でも成功を収める秘訣なのかもしれない。
▪️1億ドル超えは史上4人目、安定しての達成は前例なし
スポーツ界で広告収入が1億ドルを超えた選手は、これまでタイガー・ウッズ、ロジャー・フェデラー、ステフィン・カリーの3人しかいない。しかし、この3人も1億ドルを超えたのはそれぞれ一度きりであり、大谷がこの記録を安定して達成することになれば、前人未踏の偉業となる。
昨年10月のワールドシリーズでは、大谷の影響力が改めて証明された。ドジャース対ヤンキースの試合は、日本とロサンゼルスの時差が16時間もあるにもかかわらず、日本での視聴者数は1試合平均1290万人に達した。この数字はアメリカ国内の視聴者数(1590万人)に迫るものであり、大谷がMLBにおける最大のスーパースターであることを示している。
▪️東京でも圧倒的な存在感、MLB選手として前例のない影響力
今週、MLBは東京でシーズンを開幕。世界屈指の大都市・東京では、大谷の顔が至る所の広告キャンペーンに登場し、その影響力を改めて印象づけた。インスタグラムのフォロワー数も他の現役野球選手の4倍に達し、SNSの世界でも圧倒的な人気を誇っている。
過去にMLB選手として最高額の広告収入を得たのは、デレク・ジーターやイチローで、彼らの年間収入は約1000万ドル程度だった。しかし、大谷はその10倍の収入を見込まれており、MLB史上前例のない広告ビジネスの成功を収めつつある。