武居由樹がタイの強豪と激突。同じく大橋ジム所属となる力石政法も世界タイトルマッチへ挑戦
▪️5月28日に横浜BUNTAIでボクシング世界戦へ
【©️NTT docomo/Lemino】
大橋ボクシングジムは3月17日、WBO世界バンタム級王者・武居由樹とIBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法(ともに大橋ジム所属)が、5月28日に横浜BUNTAIで世界戦を行うことを発表した。これは、昨年4月にオープンした横浜BUNTAIにおける初のプロボクシング興行となり、大きな注目を集めている。
【武居由樹選手/公式インスタグラムより】
▪️怪我からの復帰戦で2度目の防衛戦へ
武居由樹(10戦10勝、8KO)は、WBO世界バンタム級王者として2度目の防衛戦に挑む。対戦相手はWBO8位のユッタポン・トンデイ(15戦15勝、9KO/タイ)。
本来、この試合は今年1月24日に東京・有明アリーナで行われる予定だった。しかし、武居が右肩関節唇損傷により全治4週間と診断され、試合は延期に。万全のコンディションで臨む今回の一戦は、王者としての実力を改めて証明する重要な舞台となる。
武居は元キックボクシング王者からボクシングへ転向し、そのスピードとパワーで圧倒的な成績を残してきた。ユッタポンとの戦いでもその真価が試される。
▪️力石政法選手も悲願の世界王座初挑戦!
一方、IBF世界スーパーフェザー級3位の
力石政法(17戦16勝、11KO、1敗)は、
IBF1位エドアルド・ヌニェス(28戦27勝、27KO、1敗/メキシコ)
との王座決定戦に挑む。
この試合は、前王者アンソニー・カケース(英国)の王座返上を受けて
IBFが指令したものであり、勝者が新たな王者となる。
ヌニェスは驚異的なKO率を誇るハードパンチャーであり、
激しい打撃戦が予想される。
力石は昨年7月にLUSH緑ジムから大橋ジムへ移籍し、
新天地での成長を遂げている。
10月にはジム移籍初戦でアルネル・バコナヘ(フィリピン)に2回KO勝利を収め、
その結果が評価されて世界戦へ持ち込んだ形だ。
▪️横浜BUNTAIでの注目イベント
今回の試合は、横浜BUNTAIで開催される
初のプロボクシング興行ということもあり、
国内外のボクシングファンから熱い視線が注がれている。
武居が順調に防衛を果たすのか!?
力石が悲願の世界王座を手にするのか!?
それぞれの戦いに期待が高まる。