ジェームズ・ハーデン、クリッパーズ移籍後初の50得点!
ジェームズ・ハーデン、クリッパーズ移籍後初の50得点!
快進撃のピストンズを撃破
【©️Los Angeles Clippers official】
3月6日(現地時間5日)、NBAの2024-25シーズン公式戦で
ロサンゼルス・クリッパーズがホームでデトロイト・ピストンズを迎え撃ち、
劇的な勝利を収めた。
この試合で最も注目を集めたのは、
クリッパーズのジェームズ・ハーデンが記録した驚異の50得点。
これは彼にとって移籍後初となる大台突破であり、
チームにとっても歴史に残る一夜となった。
▪️前半戦から火花散る接戦
試合は序盤から白熱した展開となった。第1クォーターからハーデンが爆発し、わずか1クォーターで23得点を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露。しかし、ピストンズも負けじとエースのケイド・カニングハムが得点を重ね、一歩も譲らないシーソーゲームが続いた。
後半に入っても両チームの競り合いは続き、一時はピストンズが2点リードを奪う場面も見られた。だが、ここで試合の流れを決定づけたのはクリッパーズのベテラン、ボグダン・ボグダノビッチだった。第4クォーター中盤に彼が連続で3ポイントシュートを沈め、そこからクリッパーズは10-0のランを展開。一気にリードを広げ、そのまま押し切って最終スコア123-115で勝利を収めた。
▪️ハーデン、球団史に名を刻む圧巻の50得点
この試合で最大の主役となったのは、間違いなくジェームズ・ハーデンだ。カワイ・レナード(ヒザの損傷)とノーマン・パウエル(ハムストリングスの痛み)という主力を欠く中、ハーデンはチームを牽引。移籍後初の50得点を記録し、2018年にルー・ウィリアムズが達成して以来となるクリッパーズ球団史上8人目の快挙を成し遂げた。さらに、3ポイントシュートを7本成功させるなど、その得点力の高さを改めて証明した。
また、ハーデンを支えたボグダノビッチは23得点、イビツァ・ズバッツは22得点11リバウンドと、チーム全体としてもバランスの取れたプレーを見せた。
▪️ピストンズは善戦するも惜敗
対するデトロイト・ピストンズは、好調を維持していたものの惜しくも敗戦を喫した。カニングハムが37得点10リバウンドと奮闘し、デニス・シュルーダーも21得点を挙げたが、終盤のクリッパーズの猛攻に屈する形となった。この結果、ピストンズは35勝28敗でイースタン・カンファレンス6位のままとなった。
▪️クリッパーズ、連敗脱出でプレーオフ圏内浮上
今回の勝利により、クリッパーズは33勝29敗となり、ウェスタン・カンファレンス8位に浮上。プレーオフ争いにおいて重要な1勝を手にした。次戦ではホームでニューヨーク・ニックスを迎え撃つ。一方のピストンズはアウェーでゴールデンステイト・ウォリアーズとの対戦が控えている。
ハーデンの圧倒的なパフォーマンスと、
クリッパーズの粘り強い戦いぶりが光った今回の試合。
果たしてこの勢いを維持できるのか