上沼恵美子がSMAP問題「ご意見番」役割に疑問符

2025.2.25

上沼恵美子、SMAP問題で炎上 -「ご意見番」の役割に疑問符

芸能界の「ご意見番」として長年君臨してきた上沼恵美子(69)が、再びネット上で炎上の渦中に巻き込まれている。今回の発端は、元SMAPの中居正広(52)のファンクラブサイトの閉鎖とその“最後のメッセージ動画”に関する一言だ。

2月19日、会員限定で公開された中居の動画は、シンプルに空に向かって右手を振るというもので、ファンからは「さようなら」のメッセージとして受け取られていた。しかし、翌20日には木村拓哉(52)が同様のポーズでインスタグラムに投稿し、SMAPファンの間で感動の輪が広がった。

ところが、23日に放送された「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ・中京テレビ)で、上沼が木村の行動を揶揄するようなコメントを発した。冗談交じりに「木村さん、チョキにしたらよかったね、中居に勝った~!」と発言。これがファンの怒りを買い、ネット上で批判の声が相次いでいる。

視聴者からは「芸能人として冗談を言うのは理解できるが、今回の発言は不適切だった」という意見が多く寄せられた。「常識的な判断ができる人物が『ご意見番』を名乗るべきだ」「最近、上沼さんの発言は悪口ばかりで、もう笑えない」といったコメントも目立つ。中には「木村さんに対する配慮が足りない」「発言が失礼だ」とする声も少なくない。

SMAP解散から約8年が経過し、木村と中居の関係にはしばしば「不仲説」が流れていたが、昨年からは再結成への期待が高まっていた。しかし、上沼のこの発言はファンにとって心の傷を深くした形となった。「夫婦や家族仲が良い木村の株が急騰している中で、余計な火種を生んだ」という業界関係者の意見もある。

また、上沼自身の過去の発言にも問題があった。中居正広の女性トラブルに関しても厳しく批判してきたが、今回は特に「触れてはいけない部分」に触れてしまったと言えるだろう。冗談を言う場面やタイミングには配慮が必要だったのではないか。

一部では、「上沼が間違えたのは、木村が真摯に活動を続け、ファンに感謝の気持ちを示しているから」と指摘する声もある。芸能界における「ご意見番」としての立場を持つ上沼恵美子も、こうした発言で信頼を失う危険性を孕んでいる。

冗談が通じる範囲を超えて他人を傷つける結果となった今回の一件。

上沼が今後どのように振る舞うのか!?