2025年の夏公開『スパイダーマン4』全米公開が1週間延期へ!!
2025年の夏公開『スパイダーマン4』全米公開が1週間延期
ノーラン新作との競合避けた可能性
【Spider-Man from(Sony Pictures Entertainment Inc.) official Instagram】
米ソニー・ピクチャーズは、トム・ホランド主演の
映画『スパイダーマン』シリーズ第4弾(タイトル未定)の全米公開日を、
当初予定されていた2026年7月24日から7月31日に1週間延期することを発表。
この決定は、Deadlineをはじめとする各メディアで報じられた。
この公開日変更の理由について、業界誌『Variety』は、
米ユニバーサル・ピクチャーズが2026年7月17日に公開予定の
クリストファー・ノーラン監督の新作『ザ・オデッセイ(原題)/ The Odyssey』との競合を避けるためだと推測している。
『ザ・オデッセイ』は、古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」を基にした神話アクション映画で、主演はマット・デイモン。
さらに、トム・ホランドとゼンデイヤも出演することが決まっており、
両作が同時期に公開されることで、
アクション映画には欠かせない人気のIMAXなどの大型スクリーンで
上映枠を巡る競争が激化することが予想されていた。
そのため、ソニーが公開日を延期する判断を下したのは
賢明な決断だと考えられている。
『スパイダーマン4』では、
これまでの3作品を手掛けたジョン・ワッツ監督は続投せず、
代わりに映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)で注目を集めたデスティン・ダニエル・クレットン監督が新たにメガホンを取る予定。
プロデューサー陣には、引き続きエイミー・パスカル(ソニー・ピクチャーズ)と
ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ)が名を連ねている。
『スパイダーマン4』の公開延期は、
映画の競争環境やファンの期待を踏まえた戦略的な変更であり、
今後も注目が集まる作品となることは間違いない。