RISEー両国国技館大会にて那須川龍心が難敵タイ人ファイターをKO撃破!

2025.3.30

【©︎RISE】

 

▪️伊藤代表「天心を超えているかもしれない」

29日、東京・両国国技館で開催された立ち技打撃格闘技イベント「RISE ELDORADO 2025」において、RISEフライ級王者・那須川龍心(18)が圧巻のKO勝利を収めた。この快挙を受け、RISEの伊藤隆代表は「天心を超えているかもしれない」と称賛した。

▪️兄・那須川天心超えの鮮烈KO勝利

龍心は、タイの強豪クマンドーイ・ペッティンディーアカデミーと52キロ契約で対戦。

兄・那須川天心が2020年の「RIZIN.26」で判定勝ちを収めた難敵を相手に、

2ラウンド(R)KO勝ちという圧倒的な結果を残した。

試合では3度のダウンを奪い、クマンドーイをリングに沈めた。

試合後、報道陣の取材に応じた伊藤代表は、

「本当に驚いた。まさか2RでKO勝ちするとは思わなかった。

ダウンを1回くらい奪い、

判定勝ちする展開を予想していたが、想像以上のパフォーマンスだった」と龍心を絶賛。

「神童の弟」として注目されてきた龍心だが、この勝利で自身の実力を証明。

伊藤代表は「龍心は天心と同じく、格上の相手と戦わせて覚醒させる方法がうまくハマった。もう『天心の弟』ではなく、『那須川龍心』として自信を持って進んでいける」と語った。

また、天心と比較して「総合的な人気ではまだ及ばないが、実力の部分では天心のキックボクシング時代と同等か、それ以上に達しているのではないか」と高く評価した。

令和の日本キックボクシングの軽量級の全体的なレベルの高さを考えると、

今後のプロモーターとしての質の高さの底上げとともに、

龍心の快進撃に期待が高まる。