FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌さんと櫻井優衣さんがスニーカー賞を受賞“個性と実用性”で示した次世代アイドルの装い
【©️atmos】
ファッションとカルチャーが交差する場に、新時代のアイドルが華やかに登場した。アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌さんと櫻井優衣さんが7月22日、東京都内で行われた「atmos presents SNEAKER BEST DRESSER AWARD 2025」に出席し、女性アーティスト部門の受賞者として壇上に立った。
2人は、それぞれの個性を際立たせるショート丈のスタイリッシュな衣装に身を包み、スニーカーとの高い親和性を印象づけた。ステージに立った瞬間から、彼女たちのファッションに対する意識の高さと、日常的にスニーカーを取り入れるライフスタイルが強く伝わってきた。
櫻井は「初めてファッションに関する賞をいただけて、本当にうれしい」と感慨を語り、鎮西も「1年の3分の2以上はスニーカーを履いています。そんな私たちにとって、今回の受賞は大きな励みになります」と話し、スニーカースタイルへの愛着をにじませた。
この賞は、スニーカー文化の魅力を広く発信することを目的に2018年から始まり、今回で8回目。ファッションとしてのスニーカーを再定義する意味合いも持ち、年々注目度が高まっている。
2025年の授賞式では、FRUITS ZIPPERのほか、男性アーティスト部門にDa-iCEの工藤大輝、モデル部門になごみ、俳優部門に野村康太、タレント部門に松村沙友理、インフルエンサー部門に翔、芸人部門にはパンサー・尾形貴弘が選出。さらに、特別賞「アイコン・オブ・ザ・イヤー」はなにわ男子の長尾謙杜、もうひとつの特別賞にはダチョウ倶楽部の寺門ジモンが名を連ねた。
FRUITS ZIPPERが示したのは、単なる“映え”ではなく、実用性と自己表現が融合した現代的なスニーカースタイル。その姿は、これからのファッションにおけるアイドル像の一端を切り開くものだった。