防護服姿の水原希子が自宅全焼を報告「言葉を失う」
モデルで女優の水原希子(29歳)は3日、Instagramを更新し、
アメリカ・カリフォルニア州アルタデナにある自宅が
山火事の影響で全焼したことを報告。
水原はその中で、心情を吐露しながら現地の状況を
火災が起きる前と後の家の画像を連続で投稿し防護服姿で詳細に伝えた。
水原の自宅が位置するアルタデナは、
2025年1月7日から発生した山火事の影響を受け、
大規模な火災が3週間以上も続いた。
この火災は、住宅地を中心に多くの被害をもたらし、
周辺の住民や財産にも深刻な影響を及ぼしている。
水原は、東京とロサンゼルスを拠点に活動しているが、
今回の災害によって、
彼女の大切な家が完全に焼け落ちてしまったことを
Instagramにて報告。
「言葉を失う、とはまさにこの事かな」と
感情を隠すことなく表現し、家が全焼した現場の写真を投稿した。
▪️「家の中に足を踏み入れると、現実味がなかった」
水原は、焼け落ちた家の中に防護服を着て足を踏み入れた様子を伝え、「家の原型を留めていない」と、すでに形を失った自宅の状態に言葉を失ったことを告白。「リビングや寝室、ひとつひとつの部屋を回りながら、とても不思議な気持ちになり、まるで夢の中にいるかのようだった」と回想しつつも、「それでも、思い出の物が残っているのを発見することもあり、どこか現実味を感じた」と述べた。
「屋根が焼け落ち、家全体が瓦礫の山となっている中で、思い出の品を探すことはできなかった」と、無力感と悲しみを吐露した水原。「自分たちだけではどうすることもできないレベル」と、その困難さを語った。
▪️小さな希望を見つけた瞬間
水原は、家の周りにあった木々の状況にも触れ、「ジョンのスタジオにあった楽器もピアノも燃えてしまった」としながらも、少しの希望を見つける場面もあった。「大好きだった果物の木々は焼けこげていて、グレープフルーツは全て真っ黒に焦げて下に落ちていた。しかし、大好きだった無花果の木は焦げていたものの、しっかりと立っていて、まだ生きていると思う。本当に良かった」と、希望の光を見出した瞬間を振り返った。
▪️自然災害の現実と向き合いながら
水原は、自宅が全焼した現実を受け入れることの難しさについても語った。「家がなくなったことは頭では分かっていたけれど、実際に現地に行くと、そのインパクトの大きさに言葉で言い表すのが難しかった。ものすごく重い気持ちがあり、悲しさだけでなく、なんだか不思議な気持ちもあった」と、複雑な心情を吐露。
さらに、「人間は自然に対して絶対に逆らうことはできないということを改めて痛感した。人生を生きていく中で、こうした災難が突然降りかかることがあるんだ、という現実を再認識させられた」と、自然災害の前に無力であることを実感したことを明かした。
▪️感謝の気持ちを伝える
最後に、水原は多くの支援と励ましの言葉を送ってくれたファンやフォロワーに感謝の気持ちを述べた。「たくさんの励ましのお言葉をありがとうございます。みんなからの優しさに感動しました。これからも頑張ります。いつもありがとうございます」と、感謝の意を表した。
今回の山火事により、水原は大切な家を失ったが、それでも前を向いて新たな一歩を踏み出す覚悟を決めているようだ。