渡邊渚さん初のフォトエッセー「透明を満たす」発売!!
2023年7月から病気療養を続け、
2024年8月末にフジテレビを退社した
元アナウンサーの渡邊渚さん(27)が、
初のフォトエッセー『透明を満たす』(講談社)を1月29日に発売した。
都内の大手書店では、特別にラッピングされ、
表紙が見えるような形で本棚に並べられるなど、
発売直後から大きな注目を集めている。
帯には「病や逆境があったって、私は人生を諦めない」という
力強いメッセージが添えられ、
彼女の覚悟と決意がうかがえる一冊となっている。
本書は、5万字を超えるオール書き下ろしのエッセーと、
80ページにわたる撮り下ろしグラビアで構成。
単なる写真集ではなく、
自身の半生や心境の変化を赤裸々に語ったフォトエッセーとして、
読者に寄り添う内容となっている。
特に「まえがき」では、
彼女がこの本を執筆するに至った理由が明かされており、
闘病生活の中で何を感じ、
どのように前を向いてきたのかが綴られている。
また、本書では「雨の日」というキーワードが重要な意味を持っている。
これは、渡邊さんが公表しているPTSD(心的外傷後ストレス障害)の
引き金となった出来事を象徴するものであり、
その詳細についても触れられている。
さらに、入院に至るまでの経緯や、療養中の苦悩、
回復へ向けた道のりについても、
飾らない言葉で語られており、
読者の共感を呼ぶ内容となっている。
【撮影:三宮幹史/渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす©️講談社】
▪️バレーボール観戦で感じた「生きる喜び」
本書では、療養中の出来事だけでなく、
昨夏のパリ五輪へバレーボールを
現地観戦しに行った経験についても触れられている。
バレーボールは彼女にとって特別な存在であり、
観戦を通じて感じた**「生きる喜び」**が綴られている。
病気を経験したからこそ見えてきた人生の新たな価値、
そしてこれからの目標についても率直に語られており、彼女がどのように未来を切り開こうとしているのかが伝わる内容になっている。
▪️グラビア/ページでは等身大の美しさを表現
80ページにも及ぶグラビアパートでは、
ボディラインが浮き出るニットやチューブトップのワンピースを身にまとい、
自然な笑顔を見せるカットが多数収録されている。
渡邊さんは今月17日、
自身のインスタグラムで「信頼できるスタッフの方々のお力で、
素敵な写真になりました」と投稿し、撮影への手ごたえを語っていた。
写真からは、彼女の柔らかさや力強さが伝わり、
単なる「美しさ」ではなく、
彼女の内面の変化や新たなスタートへの決意が感じられる仕上がりとなっている。
▪️アナウンサーから新たな道へ!! 公式メンバーシップも開設
慶應義塾大学を卒業後、2020年にフジテレビへ入社した渡邊さんは、
「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当。
しかし、2023年7月から体調不良により療養を開始し、
同年8月末に退社。
その後、2023年10月1日にPTSDを公表し、多くの反響を呼んだ。
そして、今年2月には
公式ホームページとメンバーシップ「Lighthouse」を開設する予定。
自身の経験を活かし、同じように困難を抱える人々に
寄り添う活動を行っていくことを発表。
アナウンサーとして華々しいキャリアを歩んでいた彼女が、
病を乗り越え、新たな道へと踏み出す。
その第一歩となるフォトエッセー『透明を満たす』は
彼女のこれまでの軌跡と、これからの未来を感じさせる一冊となっている。